兵庫県の有馬温泉に芸妓のカフェ・バーが開店したって?

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神戸市にありながら山深く六甲山地北側の山里にある温泉街で、古くより名湯として知られている温泉。
温泉街は標高350m~500mに位置しており、かなりの急斜面にあって、街中を通る道も細い。
建久二年(1191年)に、奈良県吉野の僧坊、仁西上人が熊野十二神将に準え、十二軒の湯治宿を建てたのが契機に全国に知られる温泉地になりました。
この仁西上人が有馬を再興して十二坊を建てた時に、『湯女』を置いたと伝えられています。
これが有馬芸妓のはじまりです。

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伝統的な芸妓文化は京都だけじゃない

有馬の芸妓の仕事はお客様が湯に入る時の世話や酒宴の座で踊り・唄や歌を詠んで、おもてなしをします。
『湯女』の条件は、「有馬生まれで色白美人であること」からわかるように当時から有馬のアイドル的そんざいだったという。

有馬温泉(神戸市北区有馬町)の芸妓文化に触れてもらう場として2015年7月7日の七夕の日に、カフェ・バー「一糸」がオープンしました。
有馬検番の稽古場を改装した空間では、有馬芸妓たちによる飲み物提供や踊りの披露もあります。

昔、有馬には湯女という人達がいました。
各宿屋には親湯女と小湯女がいて、それぞれに決まった名前がつけられています。
豊臣秀吉が勢力を堅持した時代には扶持米をいただいていたそうです。

このような伝統の一端を担っている現代の有馬芸妓さんたちは、歴史ある湯女の誇りを持って、日本舞踊、長唄、小唄、お囃子(太鼓、鼓、大鼓)などのお稽古に精進しておられます。

でも踊りやお座敷遊びなどで宿の客らを楽しませ、有馬温泉の四季の行事には欠かせない有馬芸妓。
最近は娯楽と接客の多様化などで花柳界は衰退。
有馬温泉には1950年代には15軒の置き屋があり約160人の芸妓がいましたが、2008年には置き屋は1軒になり芸妓は15人ほどに減ってしまいました。

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唯一の置き屋となったのが田中席。
芸妓歴47年のベテラン芸妓一七四さんは「県内でも唯一になってしまった芸妓の文化を途絶えさせてはならない」と以前から考え、若手の芸妓らの後押しもあって、有馬の新名所としてカフェ・バーの運営を始めることにしたそうです。

カフェは午前11時~午後3時、バーは宴席のある日は休業だが、午後8時~午前0時。木曜定休。
土、日曜の午後2~3時には、芸妓の踊りやお茶、菓子が楽しめる場を設ける。要予約で一人3000円。
一糸TEL078・904・0197

■有馬温泉の芸妓さん行事

毎年、1月2日に行われる入初式では、有馬芸妓の扮する湯女が古式豊かに湯もみ行事を行います。
その他、4月はさくらまつり7月8月は浴衣会・涼風川座敷の舞い踊りなど、芸妓さんと一緒に踊りを楽しんでいただけます。

以上、兵庫県の有馬温泉に芸妓のカフェ・バーが開店したって?でした。

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