日本語と語源– category –
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畳が愛される理由と畳の需要
最初は今のような厚みのある畳ではなくて、稲藁やイグサを編んだ敷物で薄縁(うすべり)というものでした。古代まで遡ると、ござ、むしろなども「畳」の仲間です。畳に関する歴史や語源を紐解いていきましょう。 -
破天荒な性格とは?その意味は?
「破天荒」という言葉は、従来の枠組みや慣習を打ち破るような行動や事件などに使われたりします。また、普段は控えめで地味な人が、意外な場面で強烈なインパクトを与えるような様子を表す場合にも使われますが語源には諸説あります。 -
最大限に感動したときに使う「圧巻」とは?
圧巻という言葉は現代でも感動的な場面や風景を目にしたりしたときに使いますが、正しい使い方をしていますか?圧巻の言葉の由来と言葉にまつわるお話をしましょう -
感嘆したときに思わず口にする「流石」の語源とは?
「流れる石」と書く「流石」の語源とは?尊敬を込めた感嘆符でありながら誕生の経緯はある自然現象にあった・・・ -
「お見合い」の歴史と作法を知って幸せな結婚実現
昔は男女の出会いから結婚に至るまで、本人たちの意志に関係なく家同士の話し合いで決められていました。だから突然全く知らない異性とお見合いして、数日も立たないうちに結婚ということがあたりまえでした。 それでもほとんどの男女が夫婦らしく暮らして... -
人妻のことを「奥様」という理由
結婚している女性のことを呼ぶときには、昔から奥様、奥さん、などと呼びます。これは昔から変わっていませんが、私は最近になって現代にはそぐわない呼び方ではないかと思うようになりました。奥様と呼んでいたのは、女性は結婚すると専業主婦になり家を... -
「きちょうめん」は几帳の柱の角からきた言葉
日常的によく使う「几帳面」の言葉の意味とは?いつから日本語として使われるようになったのか?「几帳面」になる秘訣とは? -
サラリーマンの常識は今や非常識?
江戸時代には藩に仕えることからはじまり、「24時間働けますか?」が常識だったのは昭和のサラリーマン。がむしゃらに会社のために働いてきても今では突然のリストラや、心が病んでしまう人もいる難しい時代。いったいサラリーマンとは何でしょうか? -
「合点承知の助」の「がってん」とは?
日本語は面白い。「合点承知の助」とは、人の名前ではありません。相手の意見や命令を丁寧に了承し、その旨を示す表現として使われます。「合点」は、使う場面によって読み方が変わる面白い言葉です。この言葉の由来を調べてみました。 -
節分に自分の年齢の数だけ豆を食べると力がつく~日本の迷信~
今でも受け継がれている迷信の一つに「節分に、自分の年齢の数だけ豆を食べると力がつく」があります。地方によっては、年齢の数よりもひとつ多い豆の数を食べる風習もあります。 節分の日になると母親に豆を妙ってもらうか、この時期に市販されている豆を... -
家の中で傘を差すと運が開けない~日本の迷信~
時代劇などを見ているときに、浪人となってしまった武士が、その日の暮らしを維持するための内職として傘張りをするシーンがよくあります。 この迷信の源は、江戸時代の天下泰平の世に遡ります。剣一本で立身出世の夢が叶った戦国時代であればよかったので... -
大晦日の夜に早く寝ると白髪が増える~日本の迷信~
現代は勉強に、ゲームにと子供も忙しい。親も共働きで帰りが遅いときもあります。昔は子供に対して親は「早く寝なさい」とうるさく言ったものです。 しかし12月31日の大晦日だけは、親は子供に夜更かしをいっさい咎めなかったのです。 【新年に不幸を迎え... -
「朝の蜘妹は吉、夜の蜘妹は凶」蜘蛛にまつわる言い伝え
セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモなどニュースで注意を促すぐらい危険な毒蜘蛛が海外から日本に渡ってきています。そんな危険で悪いイメージを持つ蜘蛛ですが、本来日本人は蜘蛛と運勢を結びつけるぐらい神聖な昆虫でした。 幼いころに家に蜘蛛が出ると、... -
カラスが鳴くと人が死ぬ-日本に伝わる迷信の意味-
都会のカラスは悪さをする嫌われ者ですが、三本足のカラスは神の使いとされています。 童謡にも歌われるかわいいイメージもあるのですが、ほとんどカラスのイメージは、墓場とか、死の使いとか、真っ黒な色から、怖いイメージがつきまといます。 だから、...