京はお口のべっぴんさん

京都には「京はお口のべっぴんさん」という言葉があります。
この言葉を聞くと、京都には美しい顔立ちの上品な人がたくさんいるんやなぁ~ってイメージしていまいますが、いやいやこれを違う言い方をすると、
「京都には言葉上手に言 ...
茶碗を叩くと餓鬼が集まってくる-日本に伝わる迷信の意味-

食事時に、お母さんが食器を食卓に並べていると、お腹が空いて待ちきれない子供は、早く食べさせろと食器を箸やスプーンで叩いて催促をしはじめます。
昔はご飯をお櫃にいれ、おかずも食卓に食器を並べてからよそったものでした。今ではキ ...
末成り、縁台将棋、おあいそ、おみおつけなど懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ
普段何気なく使っている言葉でも、振り返ってみると「この言葉はどういう意味なのだろう」と考えてしまうことが時々あると思います。
先輩上司と飲みに行った時、そろそろ終わりかなという時に先輩が店員に「おあいそ、お願いします」と言 ...
有卦に入る、鰻に梅干し、鵜の目鷹の目など懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ

良いことがあると次に必ず悪いことが起きるかもしれないとか、食べ合わせのこととか、古くから言われている迷信はたくさんあります。
どれも私達の日常の行動を戒めるために、先人たちが伝えてきたことです。その幾つかを紹介します。
便所をきれいにすると美しい子が生まれる-日本に伝わる迷信の意味-
トイレには神様がいると歌になったぐらい、昔から言い伝えがあります。
自分が自然から得た食物を、また自然へと還す排泄行為をする神聖な場所としてトイレがあります。
今のような水洗トイレでは、ピンと来ない話ですが、昔 ...
塩梅、いただき立ち、いっちょうらなど懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ

使い勝手の良い製品に対して「これは良いあんばいだなぁ」、食事の席で休養ができた時に「いただき立ちで失礼します」、「今日着てる服は僕のいっちょうらなんだよ」とスーツを自慢したり、10年間修行した家具工房から独立する際に師匠から衣鉢を継ぐ ...
徒花、あられもない、行火など懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ

現代でも使われている言葉から、もうほとんど使われなくなった言葉まで、美しく懐かしい日本語をまとめたい。
あの女優は時代の徒花だね。あの女優のあられもなく肌を露出している。こんな寒い日は行火を用意しようかな。
こ ...
葬列に出会ったら親指を隠せ-日本に伝わる迷信の意味-

子供の頃、移動するお社のような、豪華絢爛な宮型と呼ばれる霊柩車を見かけると、急いで親指を隠していました。
親指を隠さないと、霊に取り憑かれると思っていたようです。
現代ではお社のような荘厳な霊柩車もほとんど見か ...