干支と占い

日本では一年中、子、丑などの生まれ年の干支(十二支)にもとづく占いが、星占いと並んでひろく行なわれています。
また、年賀状には縁起物としてのネズミ、ウシなどのその年の十二支が必ず描かれるというのが定番。

この十二支は、甲(こう)から葵(き)までの十千と子から亥までの十二支とをあわせて年や月を数えるものです。

十干と十二支とをあわせたものを干支(「かんし」ともよむ)といいます。意外と知らない人も多いのでは?

干支は陰陽五行説と深い関わりがあるので、占術とどうリンクしているのか、学んでみましょう。

十二支

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●陰陽五行説と干支の時間と方角の質とは?

十干と十二支は、「陰陽五行説」とよばれる古代中国の科学思想にもとづいてつくらています。

陰陽五行説では、「木」「火」「土」「金」「水」とよばれる五つの精霊たちの働きによって万事が決定すると言われています。

時間も「木」の支配する時間から、「火」の時間、「土」の時間と移りかわります。この時間の移りかわりが、十干と十二支になりました。

干支の原点である十干と十二支を用いた暦は、紀元前1000年代の中国の殷朝(紀元前1400~1027年)の末期につくられました。

その暦の根拠となった陰陽五行説は、近代科学とはまったく異なります。

その考えは、時間や場所にはさまざまな性質のものがあり、人間も生まれた年月日にもとづくさまざまな性質のものに分けられるという。

例えば仕事をする場合に、物ごとが運よくすすんではかどるときと、なにかがかみ合わなくて失敗ばかりするとき。
同じ場所に出掛けても、幸運に恵まれて楽しく過ごせるときと、たまたま不運な目にあうとき。
こんな経験は誰もがあると思います。
「良い時があると、次に悪いことが起きる。悪きことが起きれば、次に良い事がある」という風に考えている人は多い。

陰陽五行説では、人間をいくつかの性質に分けたうえで、ある種の人にとって吉運の時間、方角と凶運の時間、方角があるという。

つまり陰陽五行説の考えに従うと「自分にとって吉運のときに、新宿の方角が吉運であれば、新宿に買物に行くとよい。そうすると、前からほしかったものが安く買えるといった幸運に出合える」
こういった考えによって、陰陽五行説をもとに、自分にとって最良の時と場所、それによい相性の相手を選ぶための占術がつくられたのです。
まさに現代の風水占いや四柱推命占いの原点とも言えます。

そして陰陽五行説に立つ日本の占いの多くは、人と協調し、欲望をほどほどのところで抑えることを勧めるものでした。

このような占術が、江戸時代以前に人と人との和を重んじる日本の社会をつくる助けになったことは間違いないでしょう。

●十二支占いと天中殺

陰陽五行説は「誤った迷信」もしくは「あたるも八卦、あたらぬも八卦の的中率五割の占術」といった程度のものと考えるのは現代人には当然のことだと思います。

しかし古代の中国人は、自分がこの世に生を享けたことを大いなる奇蹟と感じていました。

そして自分は、自分が生まれた時間を支配する精霊のはたらきによって生まれたと考えたのです。

そのためにすべての人間は、自分をこの世に送り出した年月日を支配する精霊の性質を負っていると考え、生まれ年の十二支(干支)にもとづく占いが行なわれるようになりました。

陰陽五行説では「自分の生まれながらにもっている性質を生かして、よい相性の人と出会い、かれらと力をあわせて、世の中のために働くように」と説いています。

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●十二支の基本的な性格

◎子年(ネズミ)ユーモアがあり、鋭い直感力をもつ。

◎丑年(ウシ)忍耐強く勤勉。

◎寅年(トラ)勇気と冒険心を持つ。

◎卯年(ウサギ)品が良く用心深い

◎辰年(タツ)ロマンチストで完璧主義者。

◎巳年(ヘビ)聡明で人を引きつける。

◎午年(ウマ)行動的で陽気。

◎未年(ヒツジ)平和を愛し、夢見がち。

◎申年(サル)頭のキレがよい弁舌家

◎酉年(トリ)几帳面でプライドが高い

◎成年(イヌ)忠誠心に厚く正直。

◎亥年(イノシシ)一本気で何でも最後までやり遂げる。

●天中殺の時期は用心して日々を過ごすこと

十二支がめぐるという発想をもとに、天中殺の考えが生まれました。

自分の天中殺を導き出すには、複雑な計算が必要ですが、すべての人間の運勢は、次の六種類のものに分けられます。天中殺を知るには、高尾学館『天中殺開運暦」(主婦の友社)が便利である。

(1)子丑天中殺(2)寅卯天中殺(3)辰巳天中殺(4)午未天中殺(5)申酉天中殺(6)戊亥天中殺

つまり、10年間のよい年のあとに2年間の悪い年があり、10日間のよい日のあとに2日間の悪い日がくるということ。

子丑天中殺の人ならば、子の日と丑の日、子の年と丑の年に用心が必要であることになります。

天中殺に対する評価は、人によってまちまちです。
しかし、あらかじめ人生の長期計画を決めて、10年間は目一杯働き、その後の2年間は少し控え目に過ごして自分を見つめなおすのも一つの賢い生き方ではないでしょうか。

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※風水玄関鏡グッズ

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トラブルや魔除けに使われる方の多い風水グッズになります。

 

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