二十七星占術による相性診断

二十七星占術は、現在ではあまり知られていません。
しかし空海らが持ち帰った中国密教の「宿曜経」のなかの二十七宿の考えにもとづく精密な占術。
それは、人間の性質は生まれた日に地球の惑星である月が、どの位置にあったかによって決定されるという考えにたつもの。
二十七星占術は、自分の生まれもった性質を知ったうえで、その特性を生かして、今を生きるために役立つ占術です。

wa0134

スポンサーリンク

性格と相性を知る

宇宙の月は約27.3日で地球のまわりを一周します。
そのために、二十七星占術は、「角(かく)」「亢(こう)」などの二十七の月の位置をはかる目安を用います。

そして、生まれた日の旧暦によって、一人一人の二十七星が決められています。

二十七星占術の歴史の流れ

二十七星占術のもとをたどると、古代メソポタミア(現在のイラクの周辺)で栄えた古バビロニア王国(紀元前1830~769年)の占星術に行きつきます。

これがギリシアを経て、現在の西洋占星術になり、インドに伝わってインド占星術になりました。

西洋占星術のなかの、牡羊座、牡牛座などの12の星座を用いた占術は、人気があります。インドでは占星術が、独自の天文学、宇宙論を発展させつつ長期にわたって栄えてきました。

そして中国の唐時代には不空という僧侶が、インドの占星術を中国語に翻訳した『宿曜経」をまとめました。

この「宿曜経」が平安時代はじめに、空海によって日本に伝えられたのです。そして日本の真言宗や天台宗の寺院で宿曜道とよばれる宿曜経の研究がさかんに行なわれました。

その的中率を実感した平安時代の皇室や上流貴族は、宿曜道をもっともあたる占いとして重んじるようになりました。
しかし武家政権の成長によって、貴族社会と深く結びついた宿曜道は後退し、「宿曜経」にもとづく複雑な占術を知る者も少なくなりました。

しかし宿曜道が、日本史上でもっとも研究が深められた精密な占術であることは間違いありません。

秘伝 密教宿曜占星術 (エルブックスシリーズ)
興味深く楽しく占ってみて、日本古来の占いを垣間のぞいた気分です。
何から何まで当たっていたら恐いけど、面白い。
分類される種類が多いので、他の人とかぶりずらいところが良いですね。
占いに興味があって、あれこれ試してみたい人は、必読です。

宿曜占法―密教占星術
天台密教を引き継ぐ聖観音宗の浅草寺で得度された方の本ですが、やっと本物の宿曜本に出会えたと思える本!

スポンサーリンク

シェアする