風習としきたり– category –
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歯磨き習慣のはじまりは江戸っ子の男心が発端
毎日の大切な生活習慣として、歯磨きは欠かせません。 でも考えてみればこの歯磨きという習慣は、いつ頃から始まったのでしょうか? NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」で、歯磨き粉を作るエピソードがありましたが、それを見ていると比較的新しい風習な... -
現代人のためのお中元とお歳暮の常識
お中元、お歳暮は両親、親戚、仲人、恩師、習い事の先生など、日頃、お世話になっている人に感謝の気持ちから贈る季節の挨拶です。 でも現代の常識では、病院の医師や学校の先生、得意先企業などの個人宛は受け取りを禁止もしくは遠慮するのがあたりまえと... -
いまどき職場の風習、上司や部下の呼び方のマナー
働いている職場で、上司や部下を呼ぶ時に名前にプラスして何か敬称をつけていますか? 職場で意外と気を使うのが上司や部下の呼び方です。 普通は上司は役職名で呼ぶと思いますが、人によっては「堅苦しいから、役職で呼ぶのはやめてほしい」と言われる方... -
日本の社会人のためのSNSの作法
TwitterやブログやFacebookなど、SNSと呼ばれるインターネットを使ったコミュニケーションを楽しんでいる人は多くなる一方です。 学生や親しい間柄、同じ趣味人間で交流する際はそんなに気にせず投稿していた内容も、社会人になり、大人としての常識やマナ... -
「十五夜」「中秋の名月」の奇妙な風習
十五夜は旧暦の8月15日の月夜の行事のことです。月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、太陽の動きを基準にしている現在の暦にはズレが生じるので、毎年9月中旬~10月上旬の間に旧暦の8月15日がやってきます。 旧暦の8月は1年の中で最も空が澄みわたり月が... -
神様に好かれる話し方を学ぶことは円滑な人間関係に役立つ
集合住宅などによく見られますが、隣に誰かが引っ越してきても全く気づかないのが普通になりました。昔は隣近所に引っ越しの挨拶をしたものですが、いつからこんなにギスギスした社会になってしまったのでしょうか?神様を敬う礼儀作法が起源となっている... -
衣替えをきちんと行えば春夏秋冬の神様の「気」を取り入れることができる
ちょっと暑くなってきたり、寒くなってきたりすると衣替えをしなきゃと気が焦り出します。面倒だからと言って後回しにしていると、季節外れの衣装をいつまでも着てしまうことになり、ちょっと恥ずかしいものです。日本には季節ごとに神様が存在するという... -
江戸の町人文化に学ぶ、自然のおかげ、人様のおかげの精神
会社や職場で働くことは、その機関の歯車のひとつとなって、ただ精一杯無心に業務を全うすればいい。上辺だけの最低限のつき合いで、対人関係の摩擦を避けてドライに人生を歩むことが現代流と、ただお金のため、自分自身の欲求を満たすためだけに働くこと... -
贈り物の起源は、神様への捧げ物だった。いつまでも敬う心を忘れずに
感謝やお悔やみなど、その方への気持ちを形に表わしたものが贈り物です。贈り物はもともと、神様への捧げ物でした。それがやがて、お中元、お歳暮というように、お世話になった方に贈るようになったのです。 【収穫物を神様にお供えし、感謝の気持ちが贈り... -
「どうぞ」「ありがとう」「失礼します」の三つがよい人間関係の要
人間関係を円滑にする作法の基本は、相手を敬う姿勢と意識に尽きます。しかし日本人は、そういう気持ちを直接言葉で伝えることが苦手です。もし良好な人間関係を築きたい、誰からも好まれるような人になりたいと思うなら、敬う気持ちを言葉に表すことが必... -
日本に伝わる行儀作法の三原則
今の社会では大人も子供も常識がない、行儀がなっていない、という声をよく耳にします。でもそう言っている大人たちは、果たして行儀作法ができているだろうか?また行儀作法を他人や子供に伝えているだろうか? 昔は社会生活から日常生活に至るまでの行儀... -
和の作法「訪問先の部屋に通された時の振る舞い方」
訪問先の玄関を上がったら、部屋に通されるまでの振る舞い方も大切です。親しい間柄でも、そうでなくても、もし相手がご家族とお住まいなら、知らないうちに見られて品定めをされているかもしれません。気を抜かずに、とはいえリラックスして対応しましょ... -
お葬式のしきたりと和の作法(3)
お葬式に伴う風習として、お布施や香典などお金にまつわるものがあります。人付き合いが希薄になってきている風潮の現代では、金額に迷うことも多いようです。お葬式自体も最近は業者任せになっていることがほとんどで、病院から葬儀会社に連絡が行って、... -
女人禁制と女の穢れの関係
今は山ガールで賑わう富士山も江戸時代までは女人禁制でした。今でも女人禁制の山があり、お祭りのしきたりなどが残っている地域があります。女性差別の古い風習に捕らわれてはいけないと声を荒げる人々もいるようですが、日本の歴史を振り返ると女性の天...