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死亡通知は1人で行ってはいけない〜日本の迷信〜
【迷信には二重の悲劇を招かないための予防策という意味があった】 身内から死者が出たとき、悲しみにくれている時間は意外と少ないものです。通夜、告別式の準備と慌しい時間が待ち受けているからです。 働いている人であれば「忌引き休暇」として3日から... -
三人で写真を撮ると真ん中の人が死ぬ~日本の迷信~
スマートフォンで気軽に写真が撮れる現代でも、3人で写真を撮ると真ん中の人に不幸が起きるという迷信は生きています。なぜそんな迷信が生まれたのでしょうか?日本人は自分が中心なることや目立つことを嫌がります。だから真ん中にたつとどうも居心地が悪... -
ご飯に箸を立てると不幸が訪れる~日本の迷信~
現代の若者はこんな迷信は知らないかもしれませんが、子どものころ、茶碗に盛られたご飯に箸を突き立てて「縁起が悪い」「バチがあたる」などと両親や祖父母によく叱られたものです。仏壇にお供えするごはんにお箸を突き立てるのを実際に見た人や、古い映... -
雑巾で顔を拭くとあがらない、緊張しない秘訣~日本の迷信~
現代人は、少々自己承認欲求の強めになっているような気がします。しかしそういいながら現実の舞台に立つと、緊張して何も言えなくなる…誰もが経験することですが昔に比べて「恥をかきたくない」という思いが非常に強い気がします。たぶん何かやらかしてし... -
カラスが鳴くと人が死ぬ-日本に伝わる迷信の意味-
都会のカラスは悪さをする嫌われ者ですが、三本足のカラスは神の使いとされています。 童謡にも歌われるかわいいイメージもあるのですが、ほとんどカラスのイメージは、墓場とか、死の使いとか、真っ黒な色から、怖いイメージがつきまといます。 だから、... -
天神様と「通りゃんせ」-日本に伝わる迷信の意味-
「通りゃんせ、通りゃんせ、ここはどこの細道じゃ。天神様の細道じゃ」 今ではあまり見かけ無くなりましたが、昭和の時代には子供たちが集まってこの童謡を歌いながらよく遊んでいました。 幼い頃は歌の意味も考えず、ただ覚えたまま歌っていましたが、大... -
茶碗を叩くと餓鬼が集まってくる-日本に伝わる迷信の意味-
食事時に、お母さんが食器を食卓に並べていると、お腹が空いて待ちきれない子供は、早く食べさせろと食器を箸やスプーンで叩いて催促をしはじめます。 昔はご飯をお櫃にいれ、おかずも食卓に食器を並べてからよそったものでした。今ではキッチンでお皿の上... -
有卦に入る、鰻に梅干し、鵜の目鷹の目など懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ
良いことがあると次に必ず悪いことが起きるかもしれないとか、食べ合わせのこととか、古くから言われている迷信はたくさんあります。 どれも私達の日常の行動を戒めるために、先人たちが伝えてきたことです。その幾つかを紹介します。 【有卦に入る(うけに... -
便所をきれいにすると美しい子が生まれる-日本に伝わる迷信の意味-
トイレには神様がいると歌になったぐらい、昔から言い伝えがあります。 自分が自然から得た食物を、また自然へと還す排泄行為をする神聖な場所としてトイレがあります。 今のような水洗トイレでは、ピンと来ない話ですが、昔は排泄物を川へ流したり、畑の... -
塩梅、いただき立ち、いっちょうらなど懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ
使い勝手の良い製品に対して「これは良いあんばいだなぁ」、食事の席で休養ができた時に「いただき立ちで失礼します」、「今日着てる服は僕のいっちょうらなんだよ」とスーツを自慢したり、10年間修行した家具工房から独立する際に師匠から衣鉢を継ぐなど... -
徒花、あられもない、行火など懐かしい日本語の意味と語源を学ぶ
現代でも使われている言葉から、もうほとんど使われなくなった言葉まで、美しく懐かしい日本語をまとめたい。 あの女優は時代の徒花だね。あの女優のあられもなく肌を露出している。こんな寒い日は行火を用意しようかな。 これを読まれている人の中で、実... -
ご飯をこぼすと目が潰れる-日本に伝わる迷信の意味-
大人になっても、子供のように食事時にご飯をポロポロ落としながら食べる人がいます。 さすがに大人に注意することはできませんが、子供であれば「ご飯をこぼすと目が潰れるよ!」と言えるのですが。 飽食の時代と言われ、毎日多くの食べ物が破棄される現... -
ブ男(醜男)は誇り高く強く、女にモテる男の象徴であった
世の中、イケメンばかりがモテる男の象徴のように言われていますが、イケメンの定義もかなり幅広い。特に今の情報社会の最先端をいく日本では、好き嫌いの基準も多種多様。でもいつの時代もモテる男は、どこか身体全体から「強さ」がみなぎり、人々を魅了... -
贈り物の起源は、神様への捧げ物だった。いつまでも敬う心を忘れずに
感謝やお悔やみなど、その方への気持ちを形に表わしたものが贈り物です。贈り物はもともと、神様への捧げ物でした。それがやがて、お中元、お歳暮というように、お世話になった方に贈るようになったのです。 【収穫物を神様にお供えし、感謝の気持ちが贈り...
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