歴史– tag –
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「お見合い」の歴史と作法を知って幸せな結婚実現
昔は男女の出会いから結婚に至るまで、本人たちの意志に関係なく家同士の話し合いで決められていました。だから突然全く知らない異性とお見合いして、数日も立たないうちに結婚ということがあたりまえでした。 それでもほとんどの男女が夫婦らしく暮らして... -
乱用危険!呪いを成就させる丑の刻参りの作法と代償~日本の迷信~
人が寝静まった深夜の社叢で、カンッカンッと釘を打つ音が暗闇から聞こえてくることがあります。どこの誰かが丑の刻参りに訪れている…音のするほうに静かに近づいていくと、髪を逆立てた女が老木に呪いの藁人形を打ち付けていました。誰を呪っているのか?... -
洗濯物を夜に干すと招かざる客が来る~日本の迷信~
洗濯物はよく晴れた日中に干すのが普通ですが、最近では仕事で昼間不在であったり、洗濯物を見られたくないというプライバシーの問題や、衣類の色落ちを心配するなどの理由で夕方から夜に洗濯をする人がいます。 しかし緊急事態宣言下でリモートワークが増... -
手振り水をかけられた人は死ぬ、「死に水をとる」「末期の水」~日本の迷信~
手を洗ったときに、水に濡れた手を素早く振って水気を払うという行為を私たちはよく行います。またそうしてから、タオルやハンカチでふき取ると布が濡れるのを最小限にできます。 手を振ったときに飛び散る水のことを「手振り水」といいます。「手張り水」... -
しつけ糸をとらずに着物を着ると死ぬ~日本の迷信~
白い経維子(きょうかたびら)とは、死者に着せる経の書かれた白い着物のことで、背には南無阿弥陀仏などの経文を書いています。経帷子は数人で分担して縫い、縫い糸は止め結びをしないという。経帷子の縫い方から、止め結びをしない縫い方は縁起が悪いと... -
「ほうきを逆さまに立てる」と訪問客が早く帰る~日本の迷信~
漫画のサザエさんや昔のホームドラマなどでたまに見ましたが、招かれざる客が訪問してくるとき、ほうきを逆さに立てておくと、その客は早く帰ってくれるという迷信があります。また、家を訪ねた際に玄関にほうきが立ててあると、自分はこの家に招かれてい... -
ミミズに小便をかけるとオチンチンが腫れる~日本の迷信~
貸農園の流行やキャンプブーム、家庭菜園ブームなど、2020年代は屋外で土に触れあう機会が増えてきたように思います。以前は釣りをする時ぐらいしかミミズを目にすることもなくなっていましたが、今はまたミミズを自然にみるようになりました。それでもゲ... -
全部たいらげてからお代わりするのはよくない~日本の迷信~
知人友人、仕事関係の付き合いなど食事を通して親交を深めるということはよくあります。しかし、レストランや居酒屋などではなくその方の自宅に招かれてご馳走になるときは、日本人として大切にしたいマナーが昔から伝わっています。それがお茶碗の中のご... -
死亡通知は1人で行ってはいけない〜日本の迷信〜
迷信には二重の悲劇を招かないための予防策という意味があった 身内から死者が出たとき、悲しみにくれている時間は意外と少ないものです。通夜、告別式の準備と慌しい時間が待ち受けているからです。 働いている人であれば「忌引き休暇」として3日から7日... -
三人で写真を撮ると真ん中の人が死ぬ~日本の迷信~
スマートフォンで気軽に写真が撮れる現代でも、3人で写真を撮ると真ん中の人に不幸が起きるという迷信は生きています。なぜそんな迷信が生まれたのでしょうか?日本人は自分が中心なることや目立つことを嫌がります。だから真ん中にたつとどうも居心地が悪... -
ご飯に箸を立てると不幸が訪れる~日本の迷信~
現代の若者はこんな迷信は知らないかもしれませんが、子どものころ、茶碗に盛られたご飯に箸を突き立てて「縁起が悪い」「バチがあたる」などと両親や祖父母によく叱られたものです。仏壇にお供えするごはんにお箸を突き立てるのを実際に見た人や、古い映... -
カラスが鳴くと人が死ぬ-日本に伝わる迷信の意味-
都会のカラスは悪さをする嫌われ者ですが、三本足のカラスは神の使いとされています。 童謡にも歌われるかわいいイメージもあるのですが、ほとんどカラスのイメージは、墓場とか、死の使いとか、真っ黒な色から、怖いイメージがつきまといます。 だから、... -
邪馬台国論争と天皇家~卑弥呼は天皇家の祖先?
古代ロマンの代表といえば、邪馬台国はどこにあったのか?という問題です。 そして卑弥呼の存在です。 この邪馬台国と卑弥呼に関しては多くの推測を呼び、様々な物語が創作されてきました。 本当は存在しないのかもしれない、でも実在を裏付ける痕跡がある... -
最初の神様と天皇家の関係
天皇家と神道の結びつきを考えた時、その参考になるのは古事記の物語でしょう。 日本で生活をしていると、神道に触れる機会は誕生時からあるので、そこに疑問を持つ人はいないと思います。しかし、天皇家の存在を知るようになると、その存在がいつからはじ...
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