日本語と語源– category –
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サラリーマンの意味は、塩対応の男?
今では働く人のことをビジネスマンと言うようになりましたが、まだ「サラリーマン」という言葉も根強く残っています。海外でも「サラリーマン」という言葉はありません。日本だけの和製英語なのです。 【サラリーの語源はラテン語の「塩」】 愛想のない態... -
「圧巻」の巻は試験の答案用紙のことだった
壮大な風景を目にした時に「この大パノラマは圧巻だ」というように、自分の想像を超えた景色や場面に遭遇した時に「圧巻」という言葉を使います。英語で言えば「ファンタスティックッ!」というような感じでしょうか。字面だけを見ると、巻物のようなイメ... -
言われると誰でもドヤ顔になる「流石」の語源とは?
実力を信じている人がその通りの結果を出してくれたり、ブランド車が期待以上の性能を示してくれた時に思わず「さすがぁ~」と言ってしまうものです。 このように「流石(さすが)」という言葉は、<やっぱり>とか<優れているだけのことはある>という感... -
きれいな「奥様」の秘密
あなたは他人のパートナーのことを何と呼んでいますか?名前で呼ぶ?奥さん?奥様?彼女?また、自分のパートナーのことはどうでしょう?名前?ママ?奥さん?お母さん? 立場や習慣によって、いろいろな呼び方があると思います。昭和の市場では「奥さん、... -
女性には嫌も応もなかった「見合い」
昔は男女の出会いから結婚に至るまで、本人たちの意志に関係なく家同士の話し合いで決められていました。本人もそれが当たり前だと思っていた時代です。 現代でも「お見合い」と名前がついたパーティーや、結婚相談所がありますけど、あくまでも本人の意志... -
「きちょうめん」は几帳の柱の角からきた言葉
「几帳面な人」と言われる人は、何事にも抜かり無く、計画的で隅々まできちんとしています。 よく時代劇などで貴族や皇族と対面する場面で、高貴な方の姿を隠す意味で部屋に間仕切りをするのに使う「几帳(きちょう)」が言葉に由来しています。 『源氏物... -
「合点(ガッテン)」とは合格点のこと
納得出来ないことがあると「それは合点(がてん)がいかない」と言います。捕物帳などの時代劇を見ていると、子分にあたる人が「おっと、がってんだ!」とか、洒落たい言い方では「合点承知之助!」と言ってます。NHKの人気番組「ためしてガッテン」でも「...