日本語と語源– category –
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「ケチ・油断・ろくでなし」偏見,嫌味,悪口を連想する日本語の語源
感情にまかせて、つい口をついて出てしまう言葉や、心に浮かぶ言葉が私たちにはあります。日本人はとても感情豊かで、それを言葉に表現するのもとても上手です。その言葉の語源を紐解いていくと、その言葉に秘められた意外な真実を知ることができるかもし... -
駄酒落は日本語だからこそ生まれた日本の文化です
「ほとんどの日本人は、学校で何年間も英語の授業を受けているのに、英会話ができない」とよく言われる。たしかにそうかもしれない。そもそも学校で習う英語は、実用的な英会話ではなく、あくまでも試験対策用の英語なので、学生を批判するわけにはいけな... -
「日本」の正しい呼び名、読み方を知ってますか?
ニホン、ニッポン、ジャパン、ジャポン、ヤーポン・・・日本の呼び名はたくさんあります。これも最近のことではなくて、ずいぶん昔からいろいろな呼び方があったようです。その由来を探ってみましょう。 英語表記はなぜ「Japan」と書くのだろう? あまりにも... -
村八分とは?絶交とは?シカトとは?
現代でも、絶交したり仲間はすれにすることを「村八分」と表現することがあります。 現代ではほとんど死語になりつつありますが、少し前までは急に周りから無視されて「村八分にされた~」なんて冗談っぽく言うことがありました。「絶交」という言葉もほと... -
不吉な数字と忌み数
特別の場面で、用いてはならない不吉な数字があります。これは、忌み数とよばれるものです。言霊信仰に由来し、古代人は、同音の言葉の言霊は同じはたらきをすると考えていました。そのために、特定の数字の音が、特別の場面に不幸をもたらすと思ったので... -
「道楽」とは仏道で得た悟りの楽しみのこと。道楽の語源
道楽息子は放蕩息子ともいうように、怠け者や身持ちのよくない人間をさします。「女道楽」や酒、賭け事にうつつを抜かすのは「道楽者」。このように「道楽」という言葉は、好ましくないニュアンスで使われることも多い。 道楽の語源 本来は仏教の言葉で、... -
古から人の生活に欠かせない「鶏」は「庭つ鳥」の意味
田舎に行くと朝、どこからともなくコケコッコーの声で目覚めることがあります。そうで無くても日常的に卵を食べたり、卵を使った料理を食べている私たちにとって、鶏は鳩と雀と同じくらい身近な鳥類です。 そんな鶏と日本人の関わりを語源の観点で調べてみ... -
砂糖気のない不味い「大福餅」って?
「大福餅」といえば、甘党の人が目を輝かす、庶民的な和菓子の代表ということになる。じつはこの「大福餅」、もともとは「腹太餅」と呼ばれ、味のほうも砂糖気のない、現在のものとはまったく違った菓子であった。 「腹太餅」は、江戸時代初期につくられた... -
案山子(かかし)は田んぼの神様
「山田の中の一本足のカカシ」や畑のまん中に、背筋を棒で支えられ、稲穂やトウモロコシの背よりも高くかかげられている案山子。稲が育ち実をつけるようになると、24時間立っているわけにはいかない農家のために、鳥避けの番をしてくれる頼もしい人形です... -
マグロなのになぜ「鉄火丼」「鉄火巻」と「鉄火」と言うのか?
マグロ丼、マグロ巻きと言わずに、どうして「鉄火」という言葉を使っているのでしょうか?「鉄火」と聞くと、焼き入れして真っ赤になった鉄の状態をイメージしますが、その赤い色をマグロの身の色に例えたのでしょうか?そうとも考えられるけど、実は諸説... -
ちょっと問題な行動に関する言葉の語源「しけたつら」「自棄」「うやむや」
人の行動や表情を見て思わず言ってしまう言葉があります。とくに迷惑な行動をする言葉には、意外な由来があるものです。日頃から無意識に使っている言葉も、ちょっと調べてみると面白い。 「しけたつら」 『しけたつら』と言えば「しけた顔するんじゃねえ... -
「羊羹(ようかん)」は熱い吸いもののことだった?
「羊羹」といえば和菓子の羊羹が思い浮かびます。でも現在のような練り羊羹の形になったのは、安土桃山時代になってから。 羊羹のもともとは、中国で作られた「羹(あつもの)」で、ことわざにあるように熱い吸い物の意味になります。 だから羊羹とは、文... -
夏の風物詩「海水浴」は本来、病を治す治療法の名称だった
夏になると、日本各地の海水浴場も若者や一家そろっての海水浴客で連日にぎわいます。海に出かけて水を浴びることは古くから「潮浴(しおあび)」「潮湯治(しおとうじ)」「しおあみ」「しおゆあみ」などの名でよく行われていました。 温泉の湯治と同じ効... -
夏に使う言葉「台風」「夏」の語源をさぐる
夏の風物詩といえば清涼感のある風流な言葉もありますが、あまり歓迎したくない言葉もあります。それは「台風」。字面を見ても、実際の気象現象を想像することはできません。なぜ、だいかぜという漢字をあてたのでしょうか? 「台風」は、中国語と英語の合...