参拝の作法「二拝二拍手一拝」

神社にお参りしている時にも、昔から伝わる参拝の作法があります。
何か困ったことがあったり、不安に感じることがあったりする際に、普通に人に相談する際には礼を尽くすと思います。
そうしないと、話も真面目に聞いてもら ...
最初の神様と天皇家の関係

天皇家と神道の結びつきを考えた時、その参考になるのは古事記の物語でしょう。
日本で生活をしていると、神道に触れる機会は誕生時からあるので、そこに疑問を持つ人はいないと思います。しかし、天皇家の存在を知るようになると、その存 ...
太子さま~お寺に太子堂がある理由

太子とは、皇位を継承する皇子や王子という意味です。
現在の「太子信仰」というのは、聖徳太子への様々な信仰のことです。
しかし、聖徳太子が本当は実在していなかった、架空の人物だった可能性が高いと今は議論がなされて ...
明神様とは

よく神様にお願いをする時に「◯◯大明神様」と呼んだりしますが、よくよく考えてみるとこの「明神様」って何の神様のことをいうのでしょう?
時代を経て変わってきた神様の総称古代では神様のことを「大神」と呼んでいました。
鍛冶職人の氏神か、武家集団の神なのか? 八幡宮の八幡さまとは?
日本全国には、八幡宮や八幡さまと呼ばれて信仰を集めている神社がたくさんあります。
この八幡社の数は、稲荷社についで全国で2番目に多い。
有名なところでは鎌倉にある鶴岡八幡宮、京都の石清水八幡宮、それに東京下町に ...
道祖神とは

田舎道を歩いていると小さな祠の中に、小さな石像が祀られていることがあります。祠の中に入っていない場合もありますが、よく見るお地蔵さまと違って形が明瞭でないものが多い。
これらの石像は、道祖神といわれる地域の神様です。
庶民に親しまれるお地蔵さんの由来

夏になると各地域で行われる地蔵盆、どんな小さな集落の道にもあるお地蔵さんの石仏や、お墓やお寺にある六地蔵像、そして子どものころ『かさ地蔵』の昔ぱなしなどに親しんだ私たち日本人にとって、お地蔵さんは身近な存在です。
では、お ...
「お蚕さま」と「おしらさま」

小学生の頃、学校で蚕(かいこ)を飼った経験は多いのではないでしょうか。
蚕は絹糸の生産には欠かせない昆虫で、昔から日本の生活に密接に関係しており、養蚕(ようさん)の歴史は古事記にも記述があります。
また蚕のマユ ...