末期の水と葬儀の心
葬儀は、遺族が死者に対する感謝の気持ちをあらわすための行事です。
それは自分の父母もしくは夫や妻、祖父母から受けた恩を思い、死者がやすらかに眠ることを祈るものです。
中には死者をよくまつらないと崇られるとか、盛 ...
古稀から百賀まで。これからの長寿大国日本
日本には、60歳の還暦のほかに、多くの長寿の祝いがあります。
医療の発達した現在では、60歳以上の寿命をもっ者が多くなりました。だから60歳で年寄り扱いされるのを嫌がる人も多い。
そのためにこれからは、70歳を祝う ...
端午の節句の由来は女性の休養日だった
男の子の節句であるこどもの日は、いつ頃から設定されたかご存じでしょうか?
実は江戸時代にはすでに五月五日は、男の子を祝福する日として認知されていました。
三月三日に女の子、五月五日には男の子の『無事な成長を祝う』のが本 ...
婚約の顔合わせの儀式、結納とは?
結納とは、結婚に先立って新郎となる男性の側の家が、新婦となる女性の家に贈り物をする顔合わせの儀式です。
これは、結婚を「家と家との結びつき」としたうえで、結婚は「他家の娘を自家に迎えるものである」とする発想のうえにたつ行事 ...
仲人とは、結婚保証人の役割を担い、生涯に渡る二人の相談役
近年まで、結婚式に仲人は欠かせないとされていました。
仲人とは、式の場で男女のなかだちをつとめる年長の夫婦のことです。
見合い結婚の場合には、相性の合いそうな二人を引き合わせた夫婦が仲人になります。
仲人は ...
干支が一巡すると行う還暦祝いの由来
現在でも多くの家で、還暦の祝いが行なわれています。
それは満60歳の誕生日を特別の日として、満60歳を迎えた人の子供や孫たちがあつまって長寿を祝福する行事。
還暦は、自分の生まれた年と同じ干支の年を再び迎えたことを ...
平安時代は自由恋愛が主流で、お見合いは江戸時代から始まった風習
現在は、恋愛結婚が主流です。
だから見合い結婚というと、古風なすたれかけた風習であるかのように思っている人が多いのではないでしょうか。
結婚相談所もありますが、どうも引け目を感じている人もいると聞きます。
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家族に喜びごとを伝えるための引出物
招待客は結婚式や披露宴の帰りぎわに、引出物を渡されます。家族への手みやげとしての引出物は、今日の結婚式に欠かせないものです。
昔の農村の披露宴では、家族どうし付き合いのある相手の家族全員を宴会に招きました。
酒 ...