伝統行事と祭り– category –
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日本のお祭りの起源と伝統行事
迫力のあるお神輿やたくさんの屋台が並び、人が賑わうお祭りはとても楽しい。そのお祭りの本来の意味や起源はと気になりませんか? -
御神木は神様の依代であり古代アニミズムの象徴
「御神木の画像をスマホの待ち受け画面に設定すると幸運になる」という都市伝説が流行っているようですが日本各地には「御神木」と呼ばれる巨樹や老樹が神社や寺院などにありますが、なぜこれほどまでに地域に敬われ崇拝されているのでしょうか? -
食事を通じて神々と深く交わり合う「直会(なおらい)」の風習
食事を通じて神々と深く交わり合う直会の風習があり、祭りのあとで神々と祝宴を催すことを直会といいます。その起源や意味を探っていきましょう。 -
神社や寺院の引越と分霊の儀式
神仏は人間のように簡単に引っ越しはできません。その土地の神仏の御霊を移動したり分霊したりする際は、手順をおった大切な儀式があります。儀式にまつわる様々なことを調べてみました。 -
お祭りは「宵宮」がいちばん盛り上がる理由
宵宮は、祭り本番の前夜祭のことを指します。宵宮は、祭りの前日の夜に行われ、祭りの準備をするための儀式や、神輿や山車を飾るための装飾、神社周辺での祭りのイベントなどが行われます。 私が宵宮をおすすめする理由は、神社の祭りが行われる地域の住民... -
「十五夜」「中秋の名月」の奇妙な風習
十五夜は旧暦の8月15日の月夜の行事のことです。月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、太陽の動きを基準にしている現在の暦にはズレが生じるので、毎年9月中旬~10月上旬の間に旧暦の8月15日がやってきます。 旧暦の8月は1年の中で最も空が澄みわたり月が... -
諏訪神社、奇祭と神々の力比べ
6年に一度、御柱と呼ばれる4本の杭を立てる御柱祭が行われる諏訪神社は、その1度見たら忘れられない祭りが印象的です。 諏訪神社の祭神は建御名方神(タケミナカタノカミ)です。 大国主命の子であり、狩猟の神、「山の神」といわれます。ただし、「ミナカ... -
豪快な張り子が踊る「ねむり流し」。青森ねぶた祭りの起源と伝承(青森市)
巨大で豪快な武者姿の張り子が町を練り、「ラツセラー ラッセラー」の掛け声を張り上げて大勢のハネトが跳ねる。「ねぶた祭り」というと、8月1日~7日にくり広げられる青森市の祭りが有名だが、実は「ねぶた」とは東北地方、特に青森県各地で広く行われて... -
お祭りの醍醐味、おみこしと縁日の由来
ワッショイワッショイと町内を回ってくるおみこしは、世代を問わず胸が高鳴るものです。子供の頃はみんなでお祭りのはっぴを着て、おみこしを担ぐ大人を見てとても憧れたものです。おみこしがあるとお祭りという行事が「神事」であると意識することができ... -
神々の魂を浄める大松明。那智の火祭りの起源と伝承(和歌山県 熊野那智大社)
今や伊勢神宮にならぶパワースポットとして名高い熊野地方。春から秋にかけて、熊野古道をめぐりながら、古の時を歩く旅が流行しています。伊勢とは違って、ちょっと不便な所にあるために、どんな交通手段を使っても、目的の場所に到着するためには、それ... -
暮らしに密着した夏のお祭りの起源と伝承
穏やかな春が過ぎて、梅雨が明ける頃、夏から秋にかけての大きなお祭りが各地で催されます。京都の祇園祭などはその代表例ですが、日本の夏は昔から疫病が流行ったり、天災などの自然災害に見舞われたりと何かと災いの多い季節。 だから神に祈る鎮守の意味... -
端午の節句の由来は女性の休養日だった
男の子の節句であるこどもの日は、いつ頃から設定されたかご存じでしょうか?実は江戸時代にはすでに五月五日は、男の子を祝福する日として認知されていました。三月三日に女の子、五月五日には男の子の『無事な成長を祝う』のが本来の意味です。しかし現... -
お花見の由来。桜と日本人の深い関わりを知る。
梅の開花時期が過ぎて、桜が開花しはじめると、楽しい気分になる日本人は多い。5分咲きにもなると、あちこちの桜の名所でお花見がさかんに行なわれます。 暖かくなりはじめた時期に、野外にあつまってすわり、身近な仲間と宴会をひらくのは楽しいものです... -
氏神様と鎮守の神々との違い
いまも昔も、人間は困ったことや追い詰められた状態になると、神に助けを求めます。とくに地縁や血縁が大事にされた時代は、一番身近にいるその土地の神様に願いを託しました。それが氏神であり、鎮守の神でした。 氏神信仰の変遷 氏神は、その地域の豪族...
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