七夕の由来

少し前までは、七月七日になると笹の枝を買ってきて各家庭で、願い事を書いた短冊を枝にくくりつけたものです。
最近では学校や施設の行事として、短冊を集めて飾っているところがあります。
子供が立派に育つことを願う気持ちからつくられた七夕は、どのようなことに由来しているのでしょう?

短冊
目次

七夕のはじまりは、学問や技芸上達を学ぶ寺子屋から

七夕行事のはじまりは、江戸時代の寺子屋でさかんになったもの。
寺子屋の師匠は、七夕の日に教え子に字を書かせて、それを笹に吊るさせました。
たぶん寺子屋の師匠としては、これによって手習い(習字)がうまくなると考えたのでしょう。

その後、さまざまな習いごとの師匠も弟子たちに、七夕の日に技芸上達を願う短冊を書かせるようになりました。

この行事が明治時代に小学校に広まり、そこから七夕の行事が家庭に入っていったといわれています。

寺子屋

宮廷の星まつりとしての七夕行事

古代中国に、七月七日の夜に牽牛星と織女星が年に一度だけの出合いをするという伝説があります。
日本では、彦星と織姫の物語として有名です。

古代中国の宮廷では、男女の星が出会うめでたい日である七月七日に宴会がひらかれていました。そしてその儀式が奈良時代に、日本の宮廷にも受け継がれたのです。

こうして宮廷の多くの行事が、武家社会に受け継がれましたが、武士たちは七月七日の星まつりを重んじることはありませんでした。そのために七夕が、民間から広まることになったのです。

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