女が風邪を引いたら男のふんどしを首に巻け~日本の迷信~

女が風邪を引いたら男のふんどしを首に巻け~日本の迷信~

もし、この迷信を知らない妻や娘、恋人などに男性がこれを提案したとしたら、烈火のごとく怒られるか、呆れた顔で蔑まれるのは間違いないから実際にやってはいけません。

男性器を直接くるむふんどしを、いくら風邪を引いたからといって自分の首に巻きつけるなど、風邪の特効薬だと言われても頑として応じないでしょう。
現代に置き換えれば、男性のパンツを被って寝ろというものです。

しかし、ふんどしを利用する習慣がほとんどない現代では、この迷信を知る人もいないのではないでしょうか。
それにしても、ユニークで信じられないような迷信です。

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陰陽道にのっとって生まれたユニークな迷信

なぜ風邪を引いた女性の首に、男性のふんどしを巻きつけるといいと言われるようになったのだろうか。

この根底には、陰陽道の考え方があります。

古来、日本では男性は陰陽道に沿うと「陽」、女性は「陰」だとされてきました。

この考えのもと、風邪を引き体力がなくなった女性はホルモンの働きが低下しており、男性ホルモンが満ちている男性器をくるんだふんどしを首に巻けば、ふんどしから発する「陽の気」を女性の体内に取り入れることができると考えたのです。

男性の「陽の気」が首の周辺から風邪を引いた女性の体内へと満ちていくことで、風邪を退治する役割を果たし、体も回復するというわけです。

さらに赤いふんどしには、魔除けの効能があるとされ、出産時には腹帯を赤いふんどしで締めると安産が叶うと言われていました。

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