蛇を指差すと指が腐る~日本の迷信~

蛇を指差すと指が腐る
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蛇を神として崇める日本人

生き物には手足があるものと、勝手に決めつけているから手足の無い蛇を見たときに不気味に感じてしまう。
蛇には手足が無いから、動きも独特だし、不気味な動物として古くから恐れられてきました。

しかしその異様な身体のつくりから、不気味を通り越して畏怖を抱き、蛇は霊物の対象とされる動物となりました。
白い蛇などを「神様の使い」として奉る地方もあります。
蛇にまつわる伝説も各地に残っています。
最古の伝説は、古事記に書かれている素戔嗚尊が八岐大蛇を退治する物語です。

日本の各地には、動物を神様として奉る風習があるところは多くあります。
犬神様、お狐様と並んで、蛇も人々の信仰の対象とされてきました。

神そのものではなくても、蛇を山の神、野の神、水の神などの使者として崇めている地方もあります。ある地方では藁の束で大蛇をかたどった人形を作り、神社に奉納するところもあります。

「銭神」として蛇が崇拝されている地域もあります。
「お足(銅銭のこと)がなくとも走ることができる」と、足のない蛇と銭をひっかけたとされていますが、そのほかにも蛇の夢を見るのは縁起が良いとされ、「出世する兆し」「家が栄える」「長生きする」「縁結びがうまくいく」などと信じられていました。

縁起物として蛇の抜け殻を飾ったり、お守りとして持ったりする人もいます。

蛇の祟りを恐れた人々

「蛇を指差すと、指が腐る」という迷信は、蛇が忌み嫌われる動物だからという理由からではなく、神様として考えていた人々の間で広まったものです。

ありがたい動物である蛇に対して、指を指す行為は罰当たりなふるまいとされました。
そんな失礼なことをした人間の指は、蛇の崇りにあって腐ってしまうと昔の人は警告したのです。

また、日本の蛇にはマムシやヤマカガシなどの毒蛇もいるので、へ夕に指を近づけて噛まれないよう警告する意味からこの迷信が生まれたという説もあります。
蛇を発見した際は人指し指に唾をして指す、親指を隠して指す、握り拳で指すといった方法を採るべきだとしている地方もあります。

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