2016年9月– date –
-
火遊びをする子どもは寝小便をする-日本に伝わる迷信の意味-
夏に花火をしたり、キャンプファイヤーをしたり、寒い日に焚き火をしていた子供の頃は、燃え上がる炎を見ながら、妙に気持ちが高ぶったものです。 モノが燃えるという不思議さと、ゆらゆらといろいろな形に変化していく炎や、ぱちぱちと燃える音など、何も... -
鍛冶職人の氏神か、武家集団の神なのか? 八幡宮の八幡さまとは?
日本全国には、八幡宮や八幡さまと呼ばれて信仰を集めている神社がたくさんあります。 この八幡社の数は、稲荷社についで全国で2番目に多い。 有名なところでは鎌倉にある鶴岡八幡宮、京都の石清水八幡宮、それに東京下町にある富岡八幡宮などが挙げられま... -
ビワを庭に植えると病人が絶えない-日本に伝わる迷信の意味-
夏の果物のひとつにビワがあります。味はさっぱりとした甘さがあります。 奈良時代には存在していたようです。日本で栽培されだしたのは、江戸時代から。そのころの品種は小ぶりで、今、市場に並んでいる大ぶりのビワは、江戸時代に中国から入ってきた品種... -
仕事で恥を欠かないための商談時の手みやげの作法。いつ・何を・どう贈る?
仕事でいつもと違って重要な相談をする時や、相手先がこちらの無理を聞いてくれたり、便宜を図ってくれた時、新たな取引先を紹介された時など、ここぞという商談の際には、「手みやげ」を用意しておく方が良い。 商談の区切りの会食時、双方の関係を円滑に... -
歯磨き習慣のはじまりは江戸っ子の男心が発端
毎日の大切な生活習慣として、歯磨きは欠かせません。 でも考えてみればこの歯磨きという習慣は、いつ頃から始まったのでしょうか? NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」で、歯磨き粉を作るエピソードがありましたが、それを見ていると比較的新しい風習な... -
ご飯をこぼすと目が潰れる-日本に伝わる迷信の意味-
大人になっても、子供のように食事時にご飯をポロポロ落としながら食べる人がいます。 さすがに大人に注意することはできませんが、子供であれば「ご飯をこぼすと目が潰れるよ!」と言えるのですが。 飽食の時代と言われ、毎日多くの食べ物が破棄される現... -
道祖神とは
田舎道を歩いていると小さな祠の中に、小さな石像が祀られていることがあります。祠の中に入っていない場合もありますが、よく見るお地蔵さまと違って形が明瞭でないものが多い。 これらの石像は、道祖神といわれる地域の神様です。 地域と言っても市町村... -
現代人のためのお中元とお歳暮の常識
お中元、お歳暮は両親、親戚、仲人、恩師、習い事の先生など、日頃、お世話になっている人に感謝の気持ちから贈る季節の挨拶です。 でも現代の常識では、病院の医師や学校の先生、得意先企業などの個人宛は受け取りを禁止もしくは遠慮するのがあたりまえと... -
庶民に親しまれるお地蔵さんの由来
夏になると各地域で行われる地蔵盆、どんな小さな集落の道にもあるお地蔵さんの石仏や、お墓やお寺にある六地蔵像、そして子どものころ『かさ地蔵』の昔ぱなしなどに親しんだ私たち日本人にとって、お地蔵さんは身近な存在です。 では、お地蔵さんとは何で... -
「お蚕さま」と「おしらさま」
小学生の頃、学校で蚕(かいこ)を飼った経験は多いのではないでしょうか。 蚕は絹糸の生産には欠かせない昆虫で、昔から日本の生活に密接に関係しており、養蚕(ようさん)の歴史は古事記にも記述があります。 また蚕のマユから採取される絹糸で織られた... -
いまどき職場の風習、上司や部下の呼び方のマナー
働いている職場で、上司や部下を呼ぶ時に名前にプラスして何か敬称をつけていますか? 職場で意外と気を使うのが上司や部下の呼び方です。 普通は上司は役職名で呼ぶと思いますが、人によっては「堅苦しいから、役職で呼ぶのはやめてほしい」と言われる方... -
日本の社会人のためのSNSの作法
TwitterやブログやFacebookなど、SNSと呼ばれるインターネットを使ったコミュニケーションを楽しんでいる人は多くなる一方です。 学生や親しい間柄、同じ趣味人間で交流する際はそんなに気にせず投稿していた内容も、社会人になり、大人としての常識やマナ...
1