新しい記事一覧
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仕事で恥を欠かないための商談時の手みやげの作法。いつ・何を・どう贈る?
仕事でいつもと違って重要な相談をする時や、相手先がこちらの無理を聞いてくれたり、便宜を図ってくれた時、新たな取引先を紹介された時など、ここぞという商談の際には、「手みやげ」を用意しておく方が良い。 商談の区切りの会食時、双方の関係を円滑に... -
歯磨き習慣のはじまりは江戸っ子の男心が発端
毎日の大切な生活習慣として、歯磨きは欠かせません。 でも考えてみればこの歯磨きという習慣は、いつ頃から始まったのでしょうか? NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」で、歯磨き粉を作るエピソードがありましたが、それを見ていると比較的新しい風習な... -
ご飯をこぼすと目が潰れる-日本に伝わる迷信の意味-
大人になっても、子供のように食事時にご飯をポロポロ落としながら食べる人がいます。 さすがに大人に注意することはできませんが、子供であれば「ご飯をこぼすと目が潰れるよ!」と言えるのですが。 飽食の時代と言われ、毎日多くの食べ物が破棄される現... -
道祖神とは
田舎道を歩いていると小さな祠の中に、小さな石像が祀られていることがあります。祠の中に入っていない場合もありますが、よく見るお地蔵さまと違って形が明瞭でないものが多い。 これらの石像は、道祖神といわれる地域の神様です。 地域と言っても市町村... -
現代人のためのお中元とお歳暮の常識
お中元、お歳暮は両親、親戚、仲人、恩師、習い事の先生など、日頃、お世話になっている人に感謝の気持ちから贈る季節の挨拶です。 でも現代の常識では、病院の医師や学校の先生、得意先企業などの個人宛は受け取りを禁止もしくは遠慮するのがあたりまえと... -
庶民に親しまれるお地蔵さんの由来
夏になると各地域で行われる地蔵盆、どんな小さな集落の道にもあるお地蔵さんの石仏や、お墓やお寺にある六地蔵像、そして子どものころ『かさ地蔵』の昔ぱなしなどに親しんだ私たち日本人にとって、お地蔵さんは身近な存在です。 では、お地蔵さんとは何で... -
「お蚕さま」と「おしらさま」
小学生の頃、学校で蚕(かいこ)を飼った経験は多いのではないでしょうか。 蚕は絹糸の生産には欠かせない昆虫で、昔から日本の生活に密接に関係しており、養蚕(ようさん)の歴史は古事記にも記述があります。 また蚕のマユから採取される絹糸で織られた... -
いまどき職場の風習、上司や部下の呼び方のマナー
働いている職場で、上司や部下を呼ぶ時に名前にプラスして何か敬称をつけていますか? 職場で意外と気を使うのが上司や部下の呼び方です。 普通は上司は役職名で呼ぶと思いますが、人によっては「堅苦しいから、役職で呼ぶのはやめてほしい」と言われる方... -
日本の社会人のためのSNSの作法
TwitterやブログやFacebookなど、SNSと呼ばれるインターネットを使ったコミュニケーションを楽しんでいる人は多くなる一方です。 学生や親しい間柄、同じ趣味人間で交流する際はそんなに気にせず投稿していた内容も、社会人になり、大人としての常識やマナ... -
天神様と「通りゃんせ」
「通りゃんせ、通りゃんせ、ここはどこの細道じゃ。天神様の細道じゃ」 今ではあまり見かけ無くなりましたが、昭和の時代には子供たちが集まってこの童謡を歌いながらよく遊んでいました。 幼い頃は歌の意味も考えず、ただ覚えたまま歌っていましたが、大... -
「天皇」とはいつ誕生した言葉なのか? 天皇の起源
古事記や日本書紀を見ると日本の大地を作り多くの神々を誕生させた伊弉諾尊、伊邪那美命にはじまる天皇家の起源を知ることができます。しかしこの「天皇」という言葉がいつ頃から使われだしたのか? どういう由来なのかは未だに確証が得られていません。... -
お稲荷さんはどうして「五穀豊穣」から「商売繁盛」の神様に変わったのか
お稲荷さんと聞いて、一番最初にイメージするのは、たくさん並んだ赤い鳥居ではないでしょうか。 そして狛犬のようににらみを利かすお稲荷さんの姿。 現代の流行では、キツネ様のお告げで音楽活動をしているというメタルダンスユニット『BABYMETAL』が世界... -
聖徳太子が熱中した仏教と、神仏習合の成り立ち
新札になって数年を経た現代、今の1万円札の絵柄が聖徳太子であったことを知る人もだんだん減っているのではないでしょうか。聖徳太子は、今の歴史の教科書でははっきりと実在した人物として紹介されいません。 時代とともに歴史検証が進んで、聖徳太子と... -
仏教の起源と人間の仏陀が超人になった理由
仏教は日本人にとっては、とてもなじみ深い宗教です。 現代では多くの宗派があります。でも、もともとは1つの経典が日本に伝来した時からはじまったはず。 その多くの仏教の宗派の原点は仏陀であることは、誰でも学校で学ぶことです。 しかし、その存在は...