ワールドカップで湧くブラジル。そしてサンパウロで中田英寿の「日本文化を世界に発信したい」という思いから期間限定のカフェを開店。
料理、酒、器などすべて本格的な“日本”を楽しむことができるカフェプロジェクトのへ想いを中田が語っています。
「僕は日本酒や和食のプロではありませんが、それらに興味を持つためのきっかけは作ることができると思っています。
サッカーをきっかけにブラジルに来た人が、たまたま話題になっていたこのカフェに来て、和食に出会い、自分の国に帰って『和食は美味しいよ』と誰かに話してくれる。
そんな出来事がたくさん起きたらいいなと思っています。
でもだからこそ、中途半端なことはやりたくない。
日本に興味を持つきっかけ、入り口だからこそ、本当に美味しいもの、素晴らしいものにしたいと思っているんです」
以上が中田が語った言葉で、世界に名が通ったアスリートが主体となってこのような活動をしてくれていることに、感激します。
和の文化をどのように伝えればいいのか?
それはいろいろなやり方があると思います。
各自がそれぞれの立場で、どんな形でも良いので、自分が伝えられる『和のこころ』を発信していくことは、これからの日本の有り様を形作る上でとても大切なことだと思いました。