折り紙は、折った折り目折り目に念が入るもの

子供の頃は折り紙で、よく遊んだものです。
いつも母が器用にささっと鶴や兜を折る様を横で見ながら、とても感動しました。
紙があれば、いつでもどこでもできる折り紙遊び。
現代ではまたその良さが見直されてきて、様々な形態の折り方が発表されています。
その折り紙について、ふろしき団の瀧澤さんに聞いてみました。 

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折り紙の起源は、日本説、中国説、ヨーロッパ説があります。

中国説は、「製紙」の技法が中国からきたということに基づいているのですが、それだけでは説得力に欠けます。
ヨーロッパにも独立した折り紙の技法があったようです。

日本では、礼法の時に使用される折形と遊戯的な折り紙がありますが、同じように使われていました。
折形は、平安時代から贈答品は紙で包まれるようになって、様々な流派も生まれています。現在でも礼法の一つとして伝わっています。

特に、白の紙にこだわり、「白」は清める意味があるので重宝されました。

江戸時代に和紙が比較的安価で手に入るようになり、折り形が庶民に広まります。

この時代の折り紙とは、単に長方形の紙を二つに折ったものを指していました。

江戸時代には鑑定書を二つに折った紙に書いていたので「折り紙つき」という言葉が生まれました。

江戸時代にも、「折鶴」などは文献にみられるのですが、この時代は「折すえ」「折もの」と呼んでいたようです。

今の意味で「折り紙」と言うようになったのは昭和30年代からだそうです。

決して日本独特の文化ではない「折り紙」。なのに「ORIGAMI」は世界共通語になっています。何故でしょう?

それは日本人の折り紙好きにあるのでしょう。

折り紙は、折った折り目折り目に念が入るといわれています。
千羽鶴がまさにそうです。お相手のこと、一つのことを想い、一心不乱に折る。
日本人の精神に似ているので、時代が変わっても廃れることはなかったのでしょう。

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