滋賀県おごと温泉は琵琶湖とともに生きてきた日本独自の文化がある

琵琶湖・大津の温泉といえば「おごと温泉」が有名です。
しかし昔から関西では、近隣の歓楽街の印象が強く、家族連れや若者のグループが訪れるような「観光地」ではなかった。
しかし、ここ数年にぎわいを取り戻しているという。

その要因は、各旅館が風呂や客室、料理で個性を磨いたことや、ポールを持って歩くノルディックウオーキングなどのレジャーを実施したり、高品質の近江牛を提供する認定近江牛指定店に登録したりしたこと。

滋賀県雄琴の若手経営者らが中心となって様々なキャンペーンやイメージアップ戦略を打ち出してきた成果だという。

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滋賀県大津市雄琴、伝統食の鮒寿司の熟成の香り、琵琶湖と社寺めぐる旅はいかが?

おごと温泉は、比叡山延暦寺を中心に置く天台宗の開祖、伝教大師・最澄が開湯したと伝わっています。

おごと温泉は、古くから京都・大津の奥座敷として知られてきました。

以前は歴史ある「雄琴」の文字を使っていましたが、現在ではひらがなを使っており、2008年にはJRの駅名も変更されました。

旅館の温泉は、湯が無色透明でくせがない。もともとの温度が約36度と低いので加温しており、浴槽の湯はやや熱め。

温泉の品質は、アルカリ性のさらっとした湯で、美肌の湯ともいわれており、入っていると肌がつるつるになる気がするという。

琵琶湖流域の食文化に舌鼓

琵琶湖流域の名物料理と言えば、近江牛のしゃぶしゃぶ、ビワマスやコイの刺し身などがありますが、その代表格はやっぱり「鮒(ふな)ずし」です。

一般的にすしといえば握りずしを連想する人は多いと思いますが、この地域で出されるのは熟(な)れずし。

鮒ずしは、琵琶湖固有のニゴロブナを、塩と米飯で漬けて発酵させたものです。

近年は琵琶湖に増えているブラックバスなどの外来魚の影響で、ニゴロブナの漁獲が減ってすっかり高級品になってしまったが、地域に昔から伝わる伝統食であることに変わりがありません。

鮒ずしを初めての人は、鮒ずし特有のチーズのようなにおいに驚くそうだ。鮒ずしをひと切れ食べると果実のような酸っぱさが口に広がります。そしてこりこりとした歯応えがあります。

初心者向けに食べやすく味付けされた鮒ずしもあるそうですが、通は発酵した飯(いい)(ご飯の部分)を好んで食べるという。

熟れずしというものは、不思議なもので食べているうちに、においも酸味も気にならなくなるといいます。

締めは、鮒ずしを載せてお茶漬けにします。くせがなくなって食べやすく、さらさらといける。

おごと温泉は京都にも近く、観光ポイントも固まって存在している

おごと温泉は、京都からほど近いことに加えて、周辺には比叡山延暦寺や日吉大社、浮御堂など、滋賀県大津市を代表する有名社寺も多く、観光の拠点に便利です。

琵琶湖に突き出た浮御堂では湖畔の風を楽しみ、3月までなら雪がまだ残る比叡山ではいちだんの荘厳さを味わえます。

【おごと温泉】
○交通:JR京都駅から湖西線で約20分、おごと温泉駅下車。駅から徒歩約20分、タクシー5分。各旅館には無料の送迎バスもある。JR琵琶湖線大津駅からはバスで約20分

○温泉:アルカリ性単純温泉

○問い合わせ:おごと温泉観光協会
 電話:077・578・1650)

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