2022年4月– date –
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歯の生え変わりでは、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に~日本の迷信~
意外とこの歯にまつわる風習は、マンションが増えた現代でも細々と生きているようです。 日本では子どもの乳歯が抜けた際は、上の歯の場合は縁の下へ、下の歯の場合は屋根へと投げると、丈夫な永久歯が生えてくると信じられてきました。 西洋では、乳歯が... -
朝、ご飯に味噌汁をかけて食べる人は出世しない~日本の迷信~
一日を元気に健康的に過ごしたいなら、朝食は抜かないことです。朝食も昔ながらのごはんから、今はパンやシリアルなど多様な食事内容になっています。そしてどれにも共通するのが「早く食べられること」です。忙しい朝に、ゆっくりと時間をかけてよく噛ん... -
蛇を指差すと指が腐る~日本の迷信~
【蛇を神として崇める日本人】 生き物には手足があるものと、勝手に決めつけているから手足の無い蛇を見たときに不気味に感じてしまう。蛇には手足が無いから、動きも独特だし、不気味な動物として古くから恐れられてきました。 しかしその異様な身体のつ... -
女の陰毛を財布に入れておくと賭け事に勝つ~日本の迷信~
古いタイプの勝負師の間では、現代でも根強く信じられている迷信です。女性の陰毛を財布に入れておくだけで、ギャンブルに勝利することができるという。競馬や競輪、競艇だけでなく、数年後には日本にもカジノ施設ができるというから、古くから伝わるジン... -
十五夜のお供えを盗むと子どもが授かる〜日本の迷信〜
【十五夜とは?】 ビルが立ち並ぶ都会ではなく、山里の集落にいくと晴天の夜ともなると月の光の明るさに驚くことがあります。昔の人は、月の満ち欠けで季節の移ろいを知り、生活や仕事に利用していました。 特に旧暦の時代は、月の満ち欠けと暦が連動して... -
丙午生まれの女房は亭主を食い殺す~日本の迷信~
【丙午生まれとは?】 丙午(ひのえうま)生まれといっても、近ごろでは意味がわからない人も多いかもしれません。丙午とは「子丑寅……」の十二支と、「甲乙丙…」の十干(じっかん)を組み合わせた年号の表現法です。 干支は、十二支と十干(じっかん)の組み... -
庚申の夜に交わってできた子は泥棒になる~日本の迷信~
【なぜ性に興じることがタブーとされたのか?】 子作りに適さない夜が日ごとに巡ってくると聞いても、多くの人には不可解な話です。この日を庚申(こうしん)と呼びます。 十二支に十干を合わせた暦法により、年では60年、日では60日ごとに巡ってきます。 ... -
桃の虫を食べると美人が生まれる〜日本の迷信〜
桃には蛾の幼虫である芋虫がつくことがあり、「桃の虫」といわれます。毛のない芋虫であれば、人間が食べても害はありません。 しかし、いくら美しい子が生まれると言われても「虫を食べるなんて考えられない」と拒否する女性がほとんどだと思います。 実...
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