2021年– date –
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元日に掃除をしてはいけない~日本の迷信~
福の神が家の中にあふれる日だからとか、掃除だ新年の準備だと誰もが忙しく走り回ることから「師走」と呼ばれる12月も、大晦日を迎えるとおせち料理の準備やら大掃除の仕上げ、カレンダーの付け替えなど、息つくひまもないほど次から次へと家事が山積しま... -
大晦日の夜に早く寝ると白髪が増える~日本の迷信~
現代は勉強に、ゲームにと子供も忙しい。親も共働きで帰りが遅いときもあります。昔は子供に対して親は「早く寝なさい」とうるさく言ったものです。 しかし12月31日の大晦日だけは、親は子供に夜更かしをいっさい咎めなかったのです。 【新年に不幸を迎え... -
しつけ糸をとらずに着物を着ると死ぬ~日本の迷信~
白い経維子(きょうかたびら)とは、死者に着せる経の書かれた白い着物のことで、背には南無阿弥陀仏などの経文を書いています。経帷子は数人で分担して縫い、縫い糸は止め結びをしないという。経帷子の縫い方から、止め結びをしない縫い方は縁起が悪いと... -
冬至にカボチャを食べると風邪を引かない~日本の迷信~
【最初のカボチャは甘くなかった?】 カボチャと言えばハロウィンをイメージしてしまいますが、収穫時期から3か月寝かせた甘みを増したカボチャが、12月の冬至前にスーパーにたくさん並ぶようになります。 日本にカボチャが入ってきたのは、1542年(天文11... -
同じ年の仲間が死んだら耳をふさぐ~日本の迷信~
身の回りで「死」に関する出来事に出会うと、その「死」の穢れを避けようとする風習が日本人にはいくつもあります。「死」にとりつかれないようにと、人は様々な手段で逃れようとしました。そのひとつが、「同じ年の仲間が死んだら耳をふさぐ」という風習... -
くしを投げると縁が切れる~日本の迷信~
些細な意見の食い違いからヒートアップしていく夫婦喧嘩や恋人との喧嘩は、できれば避けたいものですが、お互い感情的になってくると冷静さを失ってしまい、身の回りにあるものを見境なしに投げ合うことさえ起こり得ます。 今では、lineを盗みいて悪事がば... -
「ほうきを逆さまに立てる」と訪問客が早く帰る~日本の迷信~
漫画のサザエさんや昔のホームドラマなどでたまに見ましたが、招かれざる客が訪問してくるとき、ほうきを逆さに立てておくと、その客は早く帰ってくれるという迷信があります。また、家を訪ねた際に玄関にほうきが立ててあると、自分はこの家に招かれてい... -
ミミズに小便をかけるとオチンチンが腫れる~日本の迷信~
貸農園の流行やキャンプブーム、家庭菜園ブームなど、2020年代は屋外で土に触れあう機会が増えてきたように思います。以前は釣りをする時ぐらいしかミミズを目にすることもなくなっていましたが、今はまたミミズを自然にみるようになりました。それでもゲ... -
なぜ『記紀』が神道の教典になったのか?古事記・日本書紀は宗教書?
なぜ『記紀』が神道の教典になったのか? 神道に経典はなかった 「記紀」とは何でしょう?あまり聞きなれない言葉だから、まったくわからない人も結構いるのではないでしょうか? 記紀とは、『古事記』と『日本書紀』との総称をいいます。つまり『古事記』... -
縁起のことわざ~運気を変える言い伝え~
言葉は違えども人間は「縁起」というものをとても重視します。ゲン担ぎともいいますし、毎日テレビで放送されるランキング占いに気分が左右されるなど、これから起きる「運」を良いものに転嫁したい、悪いツキを祓いたいという思いから「縁起」を気にする... -
縁談の席でお茶を出してはいけない~日本の迷信~
縁談(お見合い)とは、結婚を考えている男女を結びつける儀式です。 昔からの風習で、会社の上司や近所の世話好きの人などが間に立ち、男女の縁を取り持ちます。中には利害関係で取り結ぼうとする場合もありますが、そこで2人が結婚へと前向きな姿勢を持... -
全部たいらげてからお代わりするのはよくない~日本の迷信~
知人友人、仕事関係の付き合いなど食事を通して親交を深めるということはよくあります。しかし、レストランや居酒屋などではなくその方の自宅に招かれてご馳走になるときは、日本人として大切にしたいマナーが昔から伝わっています。それがお茶碗の中のご... -
女が風邪を引いたら男のふんどしを首に巻け~日本の迷信~
もし、この迷信を知らない妻や娘、恋人などに男性がこれを提案したとしたら、烈火のごとく怒られるか、呆れた顔で蔑まれるのは間違いないから実際にやってはいけません。 男性器を直接くるむふんどしを、いくら風邪を引いたからといって自分の首に巻きつけ... -
枕を踏むと頭痛持ちになる~日本の迷信~
ストレス社会と言われる現代、安眠ために高機能枕を求める人は多く、中にはオーダーメイドで枕を販売するメーカーや店舗もあります。それだけ大切な枕でも、足で踏んだり、修学旅行などで枕投げをしたりと、つい粗末に扱ってしまうことがあります。 しかし...
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