2018年– date –
-
外国人との交流は、相手の文化、礼儀作法の習慣を尊重する
日本に観光や仕事で訪れる外国人は、東京オリンピックを目の前に増える一方です。 そのため私達日本人が、外国人と交流する場も増えてきました。 日本には「郷に入っては郷に従え」ということわざがありますが、それを外国人にあてはめるのも無理がありま... -
「朝の蜘妹は吉、夜の蜘妹は凶」蜘蛛にまつわる言い伝え
セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモなどニュースで注意を促すぐらい危険な毒蜘蛛が海外から日本に渡ってきています。そんな危険で悪いイメージを持つ蜘蛛ですが、本来日本人は蜘蛛と運勢を結びつけるぐらい神聖な昆虫でした。 幼いころに家に蜘蛛が出ると、... -
自然崇拝と神社の原始宗教
何か願い事があるとみんな神社で拝むと思います。神社には大なり小なり社があり、その前で手を合わせて拝みます。 しかし、その社には何が存在しているのか? 何か神様の像が祀られているのか? そもそも神社っていつ頃からあるのか? 人はいつから拝む... -
神社の格式の由来と神社本庁の発生
2017年の暮れに富岡八幡宮をめぐる凄惨な事件がありました。この事件で注目を集めたのが「神社本庁」の存在であり、神社の格差です。 神社の中には半ば商業として運営しているところもあるといいます。有名になれば格式があがり、奉納金も増えて儲けがでて... -
日本の観音様の由来とは?
どこの寺院でも観音像を祀ります。他の仏は人の煩悩を諭すような厳しさが宿りますが、観音様はどこか女性的な優しさが宿っているようで、人々はそこに癒やしや救いを求めるのかもしれません。 特に西日本には「西国三十三所観音霊場巡礼」というものがあり... -
神社とお寺は何が違うのか?神仏習合思想とは?
神社とお寺は何が違うのか?神仏習合思想とは? 地方のお寺に行くと、首のない石仏や首だけが後付された石仏を参道で良く見かけることがあります。 これは明治時代に神仏分離運動が起こった時の名残です。現代では神社と寺は別々の宗教施設だと思われてい... -
お出かけ先の作法「劇場、美術館、博物館など非日常空間での常識」
たまには日常から離れて、非日常の空間を楽しむことが日頃のストレスの発散にも、気分転換にも効果的と言われます。 日々忙しい人にとっては、旅行まではできないけれど、感性のリフレッシュのために観劇や美術鑑賞を堪能するのがいいと、足を運ぶ人が増え... -
出雲神話が語る大国主命が天皇になれなかった理由とは?
出雲を中心とした神話で「出雲神話」というものがあります。『古事記』と『日本書紀』ならびに『出雲国風土記』に描かれた、出雲地方の神話です。その主役は大国主命(オオクニヌシノミコト)です。 大国主命がわからないという人には、紙芝居や絵本にもな... -
日本最古の神社、奈良県の大神神社に隠された謎
三輪そうめんで有名な奈良県桜井市三輪にある大神神社は、日本最古の神社として知られています。 『古事記』によれば、大神神社のご祭神である大物主大神(オオモノヌシ)が出雲の大国主神(オオクニヌシ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の... -
カラスが鳴くと人が死ぬ-日本に伝わる迷信の意味-
都会のカラスは悪さをする嫌われ者ですが、三本足のカラスは神の使いとされています。 童謡にも歌われるかわいいイメージもあるのですが、ほとんどカラスのイメージは、墓場とか、死の使いとか、真っ黒な色から、怖いイメージがつきまといます。 だから、... -
忍者発祥の秘密と誕生秘話
忍者の土地と言うと、甲賀や伊賀が有名です。しかし忍者という職業は最初どこで生まれたのだろうか? 【忍者の元祖は聖徳太子の部下、「志能便(しのび)」】 忍者の誕生は、霧に包まれたように謎が多く、諸説人り乱れています。一説によれば、日本の歴... -
天皇家の三柱の神
古事記の最初のほうで語られる、国土・人間・万物を創造したという三柱の神をご存知でしょうか。 天御中主神(天御中主神(あめのみなかぬしのかみ))・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)という舌を噛みそうな名前の神様... -
友達付き合いの作法「親しき仲にも礼儀あり」
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがあるように、いくら友達だからといって無作法に振る舞ってはいけません。 まだ付き合って間もない頃は、お互いに気を使うものですが、だんだん付き合いも深まってくるとお互いの性格も嗜好もわかってきて、馴れ合... -
戦の世に暗躍した伝説の忍者組織の役割と役職
少人数や単独で仕事をするイメージが強い忍者ですが、実際は企業のような組織があり、それぞれの役職に応じてチームで仕事をしていたようです。 特に戦国時代に暗躍した伊賀や甲賀の伝説の忍者を基本に、忍者の組織を考えてみよう。 【伊賀流と甲賀流は、...