てるてる坊主の起源は中国だった!

~♪~
てるてる坊主 てる坊主
あした天気にしておくれ
いつかの夢の蜜のように
晴れたら金の鈴あげよ
~♪~

毎日雨が気になるこの時期、思い出すのは遠足や運動会の前日でしょうか。
白い布やちり紙で「てるてる坊主」をつくって軒下に吊して「あした天気になぁれ」と祈ったものです。

てるてる坊主

てるてる坊主の歌も、幼い頃はよく歌ったように思います。
この歌を作詞をしたのは浅原鏡村。長野県の人で早稲田大学から出版社に就職し、編集した本の中でこの詞を発表しました。

それから「てるてる坊主」の風習って、日本独自のものだと思っていませんか?
実は、これは中国の風習なのです。

てるてる坊主は、もともと中国の雨乞いに使われた掃晴娘(サオチンニャン)の人形が原型です。
中国にはもともと人形を軒下に吊して晴天を祈る風習があったのです。
ちなみに掃晴娘は「ほうきを持った女の子」なので、白い紙で頭を作り、赤い紙で服を着せてつくります。

それが江戸時代に伝わり、日本の風習になりました。
日本に伝わったときなぜ「坊主」になったのかは、祈るのはもっぱら僧侶の役目だったことと、人形の頭がお坊さんのように見えたから。

現代っ子は、てるてる坊主をほとんど作ることがないそうですが、それは外で遊ばなくなった子供たちのライフスタイルに影響しているのかもしれません。
ちょっと寂しい気持ちがしますが、外で遊ぶ子供は確かに減りました。
近い将来、てるてる坊主も用済みになってしまうかもしれません。

天を仰ぐように軒に吊るされた人形、そんな風情ある「家」の姿も見あたらなくなりました。

※日本子守唄協会 西舘好子さんのコラムを参考にしました

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