相性を知る九星占術の不思議とは?

人と人の密なコミュニケーションが希薄になった社会にある中でも、対人関係の問題は常についてまわります。
それはリアルでもネット社会でも同じ事。
対人関係のトラブルに悩まないために、占いに頼ることもひとつの目安になるかもしれません。
対人関係を占うなら、昔から生まれた年を用いた九星占術による相性占いが盛んです。

和服の夫婦

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九星占術と相性

一白水星から九紫火星までの9個の星が、人間の性格や運勢を決める占いを九星占術といいます。

自分の星が九星のどれかという問題は、生まれ年を基準に知ることができます。

注意しなければならないのは、この占いの生まれ年は旧暦をもとに出すので、新暦の元日から旧暦の元日のあいだに生まれた人の九星は、前の年のものになります。

そして九星ごとに、個人の基本的性格が決まっています。
さらに九星占術では、自分の九星と相性があう九星をもつ人と、あわない人とが明確に分かれるので、対人関係を築く上で欠かせないという考えがあります。

一白水星は、「水」の性質をもつので「金」に属す六白金星、七赤金星の人とはうまくいきます。

しかし、「土」の性質の二黒土星、五黄土星、八白土星の人とは決定的に対立するということになります。
これは「水」の精霊が「金」の精霊とよい相性にあり、「土」の精霊と悪い相性にあるという考えにもとづくものです。

■九星ごとの性格
下記の表の生まれた年から、対応する九星を知ることができます。

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【一白水星】

柔和で優しい印象を与えます。人当たりが良く、優しい接し方から、周囲に好意を持たれます。

交際上手で愛嬌があるが、考え方は現実的。新しい事業や案などを企画するときは、斬新な発想を提案する先見性もあります。

ただし、直情的な意見を主張するため誤解を受け、敵をつくりやすい。一白水星の人は隠し事をせず、心に裏表がないよう心清らかに過ごすことが大切です。

◎一白水星の特長
・知性(合理性に富み、すぐれた思考力を持つ)
・親交(友人や恋人との深い交際を好む)
・同情(目下の人に情をかける)
・一途(一念を貫き、粘り強く努力する)
・孤独(孤独な魂を持ち、独力で生きる)
・苦悩(心配性で、悩みや憂いが多い)
・出発(新しい創造や企画の才がある)
・想像(創造力が豊かで、あれこれ思い巡らす)
・筆記(文章や記録をこまめに書く)

【二黒土星】

「土」は、地の広大さと万物を生み育てる力をもち、平静を常とする性格です。すべてを受け入れる慈母を代表する星で、思いやりにあふれ、細かなことにも配慮が行き届きます。

女性は周囲に尽くすことで、徳を積んでいきます。何事も手堅く進めるタイプで、努力したことを無駄にせず実績を積み上げていくので、周囲からも厚い信頼を寄せられ、成功します。

大器晩成型です。愛情豊かで、女性は良妻賢母、男性も家庭を大事にします。そして人を育成する能力に秀でています。

◎二黒土星の特長
・柔和(温和で、人と争うことを嫌う)
・従順(素直に人に従い、受け身である)
・養育(小さな者や弱い者を養い育てる)
・献身(人のために自分を犠牲にして尽くす)
・謙虚(控えめで、うぬぼれがない)
・欲心(目先の欲につられやすい)
・細心(注意深く、細かいことにも気がつく)
・平凡(大衆的で気どらない)
・鈍重(のみこみが遅く、スローである)

【三碧木星】

野心的なあふれた活動家。好奇心も強く勇気もあり、他人が躊躇する世界にもチャレンジする積極性を持つ。

正直で純粋で向上心もあり、困難や苦境にもめげず乗り越えて成功する才能と迫力をもつ。発想も斬新で、旧来の固定観念にとらわれることはありません。

「新奇なものを求め続ける」というのが、この星の人の生涯のテーマです。改革に素晴らしい力を発揮します。
しかし、個性が強すぎる性格で、孤立しやすいので、協力者を得る努力が必要です。

◎三碧木星の特長
・明朗(明るく快活で、陰にこもらない)
・発展(積極性に富み、開拓精神を持つ)
・精神(純粋で、精神性が強い)
・慈愛(慈しみの心を持ち、人情味がある)
・潔白(潔癖で、白黒をはっきりつける)
・感動(感受性に富み、小さなことで感激する)
・空虚(大言壮語し、虚言癖の傾向を持つ)
・動揺(落ちつきがなく、軽挙妄動する)
・音声(音楽を奏でる、大声で怒鳴る)

【四緑木星】

穏やかで優しく、柔和な雰囲気をもち、きめこまやかな気配りで周囲との協調をまず第一に考えます。社交性に富み、義理人情を重んじ、人のために尽くすことに喜びを感じます。

人当たりが良いので、求心力はずば抜けており、まとめ役を任せると実力を発揮します。目上の信頼も厚く、老若男女を問わず多彩な人脈を得られます。

交際上手で、相手に自分を合せるサービス精神を、持ち合わせています。損得には敏感で、長期的プランに沿って、堅実に行動できます。独立心が旺盛です。

◎四緑木星の特長
・自由(風のように恬淡として自由である)
・円満(我を張らず、周囲と協調する)
・交友(社交的で、交際を好む)
・訪問(知人の家や遠方を訪ねることを好む)
・仲介(仲立ちになって人の面倒をよくみる)
・利欲(利益に敏感で、抜け目がない)
・技巧(技巧的で、細かく効果を計算する)
・優柔(優柔不断で気の迷いが多く、移り気)
・怠慢(やる気をなくして怠けやすい)

【五黄土星】

男性なら親分肌、女性ならあねごタイプ。頭の回転も速く、行動力も抜群で、粘り強い一面をもつ。

自己主張が強く、周囲の言動に左右されない。正義を重んじ、不正には心から憤ります。それを正すためには自らを犠牲にすることもいといません。

開拓精神にあふれ、向上心に富む。周囲と協調するのが苦手で摩擦を起こしやすいのですが、本心は涙もろく、人情に厚く、面倒見が良く、深い愛情を持ち合わせています。

◎五黄土星の特長
・支配(支配欲が強く、人に従うことを嫌う)
・闘争(闘争本能が強く、敵には容赦しない)
・豪快(スケールが大きく、物おじしない)
・忍耐(どんな苦労にもじっと耐える)
・強引(無理とわかっていても押しきる)
・強欲(大きな欲を持ち、それに執着する)
・賭博(一獲千金を狙う賭博性がある)
・残忍(残虐行為も平気でなすところがある)
・腐敗(人の気持ちを腐らせるところがある)

【六白金星】

活動的で明るく、大胆で行動力があり、逆境にも立ち向かっていく強さと粘り強さを持っています。
統率力も備えており、頼まれたことは嫌とは言わずに引き受けて、それを実現させる力を持ち、リーダーとなって活躍します。

才能があり、頭の回転も速く、人を見抜く鋭さがあります。一見、付き合いにくいと思われがちですが、いったん心を許すと、とことん尽くし面倒をみます。

◎六白金星の特長

・博愛(思考の規模が大きく、人類愛に富む)
・大義(正義を愛し、大義の確立を目ざす)
・敬神(神仏や目上の人を敬う)
・威厳(物事に動じない強さと厳しさがある)
・監督(人をより良い方向へ導こうとする)
・傲慢(高慢で自尊心が強く、わがままである)
・偏屈(変わったところがあり、偏屈である)
・過分(分にすぎたことに手を出そうとする)
・独善(自分に都合のよい正義感を振り回す)

【七赤金星】

才智にあふれ、繊細で、社交性をもち、明るく陽気な性格。遊び好きですが、しっかりした性格。

話すことやファッションが大好きで、人生を明るく楽しく過ごすことをモットーとしています。頭の働きが鋭く、いつもアンテナを張り巡らしていて、さまざまな情報や人の動き、心などをキャッチし、それを的確に処理できる能力をもっています。

努力家で熱心に取組むので、いろいろな分野で才能を発揮します。

◎七赤金星の特長
・優雅(心にゆとりがあり、情緒を好む)
・寵愛(人から愛され、かわいがられる)
・歓楽(人を楽しませることで自分も楽しむ)
・話術(おしゃべりで、弁舌力がある)
・敬老(老人を敬い、大切にする)
・辛辣(辛辣なことを平気で口にする)
・誘惑(人をうまく誘惑する)
・不平(つねに不平や不満を持つ)
・怠慢(遊び好きで、苦労して働くことを嫌う)

【八白土星】

素朴で、真面目で愛嬌もありますが、内心は剛毅です。直感的に物事の本質を見抜く性格。持ち前の勘の鋭さと、綿密な計算が伴った行動を常とします。

周りに調子よく合せる反面、好き嫌いがはっきりしていて、決めたことはどこまでも貫徹します。

頑固に自己主張する面もありますが、心根は優しく正直です。地道に積み上げてきたことが認められると、能力を最大限に発揮します。粘りと頑張りが身上です。

◎八白土星の特長
・高尚(精神性が強く、高尚なものを好む)
・不動(軽挙を慎み、信念を変えない)
・保守(古いものを守ろうとする)
・堅実(実直で、確実な方法を好む)
・護衛(自分の君主や宝を護る)
・交代(変革期や分岐点に立たされる)
・頑迷(考え方が間違っていても変えない)
・大欲(大きな欲にとらわれることがある)
・厭世(世間を嫌い、家内にこもる)

【九紫火星】

直感力に優れ、先見性もあり、その場に応じて臨機応変に対処できる能力をもつ。行動的で明るい性格で、リーダーとなる資質も備え、個性的な才能を発揮します。

感覚が鋭敏で情熱があり理想を求めます。窮地に追い込まれると、持ち前の勝ち気さを発揮し乗り越えます。

半面、気分にムラがあり、行動も果敢な傾向が強く、人間関係に問題を起こしがちです。先走ったり、頭に血が上ると冷静ではいられなくなり失敗するケースが多いようです。独立独歩で頑張る努力家です。

◎九紫火星の特長
・華美(美しいもの、華麗なものを好む)
・名誉(名声を得ることに喜びを感じる)
・情熱(物事に熱心に打込む)
・礼儀(礼節を重んじ、けじめをつける)
・直感(直感力にすぐれている)
・理想(理想を抱き、それに近づこうとする)
・顕示(自己顕示欲が強く、目立とうとする)
・孤独(自分だけの内面世界に閉じこもる)
・高慢(人を見下し、高慢な態度をとる)

九星占術の方位の吉凶

九星は、東、西、南、北、東南、東北、西南、西北の八方向と中央にあり、年ごと月ごと日ごとに移動します。

そのために自分の生まれ年と相性のよい星のいる方角が吉、相性の悪い星のいる方角が凶となります。

たとえば東南に相性のよい星がいれば、「その日は東南で幸運な出会いがある」ということになります。

凶の方向に行くのを避ける「方違え」

方違え(かたたがえ、かたちがえ)とは、陰陽道に基づいて平安時代以降に行われていた風習のひとつ。

方忌み(かたいみ)とも言います。

外出や造作、宮中の政、戦の開始などの際、その方角の吉凶を占い、その方角が悪いといったん別の方向に出かけ、目的地の方角が悪い方角にならないようにしました。

しかし吉方、凶方を出すには、複雑な計算が必要になります。

九星占術は、中国の前漢朝の時代にあたる、紀元前二世紀はじめの儒学者たちがあみだしたもの。

この占術は、日本に入って貴族社会などで行なわれていましたが、江戸時代末に庶民のあいだに大流行して定着しました。

現在の日本では、九星占術を解説した本が多く出されており、九星による相性診断の信頼性が高いという人も多い。

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