椎名林檎が語る、世界に発信すべき「最新の日本文化」とは何か?

NHKの音楽番組に「SONGS」というアーティストや、文化人たちが集って語り合う番組があります。
NHKのワールドカップ公式ソングや連続テレビ小説「カーネーション」の主題歌を歌った、シンガーソングライターの椎名林檎さんが、演出家の野田秀樹さん、写真家・映画監督の蜷川実花さんとともに、「どうなる?東京オリンピックの開会式」について語ったといいます。

椎名林檎

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椎名林檎「今、もっとも心配でたまらないこと」

椎名林檎さんが、今「最も心配でたまらない……」というトピックが、「どうなる?東京オリンピックの開会式」だという。

6年後にせまった開会式で、世界に発信すべき「最新の日本文化」とは何か?

これまでの資本主義「日本」の文化発信の有り様を思うと、安直なお土産企画であふれたり、意味不明のパビリオンや施設の乱立など、とにかくごちゃごちゃと飾り立て、賑やかし、必要以上のデコレーションを施すのが現実です。

世界遺産登録後の観光地を観れば、それはわかります。

ほんとに、何か勘違いしていないか?と、椎名林檎さんも思ったのではないかと推測します。

特に椎名林檎さんが主題歌を手がけた連続テレビ小説「カーネーション」は、大正から昭和にかけ、ニホンのファッション文化を切り開いてきた女性を描いた作品でした。この曲で紅白歌合戦に初出場し、自身」の代表曲となっただけに、日本文化への思い入れも深いのではないでしょうか。

番組では「あちゃー!」とならないために、日本のクリエイターは、今何をすべきなのか? そして、開会式では誰が何をすべきなのか? という論点を、椎名たっての希望で、野田と蜷川と語り合った。

舞台演出家の野田秀樹さんは、かねてより自身の作品を海外で創作、上演し続けている著名人です。

そして自らが作詞し、椎名林檎さんが劇中歌を手掛けて話題となった作品が、来春フランスの由緒ある劇場に、正式招待を受け上演されることにもなっているという。

「演劇」の分野で世界に打ってでた野田さんが、自身の挑戦した体験をもとに、「日本文化をどうやって世界に発信すべきなのか」を語っています。

フォトグラファーの蜷川実花さんは、自ら監督した映画「さくらん」で、音楽監督を椎名林檎さんにオファーした縁があります。

写真と映像の分野で、さまざまなクリエイターと交流してきた蜷川実花さんは、現在、2020 年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事を務めています。

今、東京五輪の開会式に向けて、一体どんな議論が交わされているのか? その進捗状況はあまり報道もされないだけに、全国民が興味津々ではないでしょうか。

そして、東京五輪の開会式について、椎名林檎は「外から見ている日本のカルチャーとのギャップを、ここへ来て相殺してゼロ地点というのを示したい」と語っりました。
また、恥をかかずに日本らしくしたいと話しました。

全くその通りです。世界の日本の認識って、技術立国のイメージと江戸時代のイメージしかありませんから。
ここで全世界に日本のありのままの姿を示して、様々な誤解や間違いを正してもらいたいです。

番組では最後に、11月、椎名林檎さんが現代の日本社会を取り巻く終わりなき閉塞感を取りあげて書き上げた「走れゎナンバー」を、披露されました。

●椎名林檎「走れゎナンバー」

走れゎナンバー

歌手 椎名林檎
作詞 椎名林檎
作曲 椎名林檎

この密室を拵える要素は、
大概が借り物で、自分もそう。
降り込んだ雨の率直さは、自由と不自由とを、分け入る様。
絶対戻れやしない。

一体何処へ行こうか。考えるまい。
環状線脱出したい。
JCTは大渋滞。止まんないで。運んで行って。
何処へでも。充電10%を切ったiPhoneよ、
さあ。見限って、どうか。

取り巻いた環境の全部が、決断を迫って技量を問う。
責任能力を問うてくれ。立証出来やしまい。
じゃ、自分は如何。
一層忘れられたい。

消えて無くなろうか。引返すまい。
中央道突破したい、界隈の視界がない。
焦んないで。落着いて行って。
足が付いちゃう。
NO.の特定を急いだオービスよ、
さあ。見逃して、どうか。

訥々と鳴くワイパー、能弁な流行歌。
差し障り合う。
関係を断ち切りたい。一切を金輪際。
焦れったいわ、面倒臭いわ、どうしようもない。
ドライバー失格。

運転出来ていないもん。要は自分さえも。
ハザード。
返そう。もう皆返そう。
レンタカーならハイオク満タン現金で元通り。

ああ、燃料0%を切った我が身は、何処へ返そうか。
決して捜さないで。

日出処

新品価格
¥2,850から

椎名林檎待望の5年半ぶりとなる、オリジナル・アルバムのリリース!
本作は、全13曲、書き下ろしの新曲7曲に加え、2009年来、数々の依頼に応え、発表してきたアルバム未収録のタイアップ作品6曲を収録。
新録曲も幅広い音楽性に裏打ちされた、多彩な作品ばかり。そこから浮かび上がる、「日出処」というタイトルの意味と意義。
椎名林檎最新モードの新録曲とともに、あらゆるシーンに寄り添った作家性が際立つ名曲たちを一堂に堪能できる内容となっている。

[CD収録曲]
1. 静かなる逆襲
2. 自由へ道連れ <TBS系ドラマ『ATARU』主題歌(2012)>
3. 走れゎナンバー
4. 赤道を越えたら
5. JL005便で
6. ちちんぷいぷい
7. 今
8. いろはにほへと <フジテレビ系ドラマ『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』主題歌(2013)>
9. ありきたりな女
10. カーネーション <NHK連続テレビ小説『カーネーション』主題歌(2012)>
11. 孤独のあかつき(信猫版)<NHK Eテレ『SWITCHインタビュー 達人達』テーマ音楽(2013)>
12. NIPPON <2014NHKサッカーテーマ(2014)>
13. ありあまる冨 <TBS系ドラマ『スマイル』主題歌(2009)>

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