大切な人を自宅に招く際に心がけたい「お迎え前の作法」

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友達に限らず自分にとって大切な人を自宅に招く場合、きちんと準備をしてお迎えをしたいもの。
自宅というのは、そこに住む人の個性や暮らしぶりが直接伝わる空間です。
特に始めてお迎えする人なら、あなたの印象をどうとらえてくれるのか、ちょっと緊張してしまいます。
どうせなら変な印象を持たれるよりも、外では違った良い印象を持ってもらえるように、お迎え前の準備でできる作法を考えてみましょう。

人をお招きする場合、誕生日や記念日など、日にちが限定されてしまう用件でないかぎり、2、3の候補日をあげて、相手の都合に合わせて決めてもらうようにします。都合のいい日を1~3通り示しておくと相手も選びやすくていいと思います。

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道順や食事のことはあらかじめ伝えておく

初めてのお客様には、前もって、最寄り駅からの所要時間を記した簡単な地図をメールで送信したり、郵送しておくと丁寧です。
男性の場合はGoogle Mapなどのナビ機能で道順を検索できると思いますが、女性の場合は地図を見るのが苦手な方もいるので、曲がり角などできるだけわかりやすい目印となるポイントを具体的に記載しておくことが肝心です。
もし迷われたりした時のために、相手に自分の携帯番号を伝えておきましょう。

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食事を一緒にするつもりなら、あらかじめ、「簡単なお昼をご用意させていただきます」とか、「夕食をご一緒しましょう」などと伝えておきましょう。
親しい人なら、「デザートをお願い」「ワインをお願い」のように、お土産のリクエストをすると、相手も手土産の選択に迷わず、食事のときに一緒に楽しむこともできます。

不意の来客は断っても失礼にならない

突然の来客は作法的には違反ですが、一応は笑顔で迎えましょう。
そのうえで、時間に余裕がないなら、それを伝え、お引き取り願っても失礼にはあたりません。

時間的にはなんとかなるが、部屋が散らかっているというような場合は、正直にそのように話し、近くの喫茶店で話をするなど、柔軟に対応すればいいと思います。

来客者に歓迎の気持ちを表すためにしつらえること

【玄関】

  • 玄関内はもちろん、玄関の外もきれいに掃除しておきます。
    忘れがちなのが玄関の扉の掃除。
    ドアノブも拭き清めておきます。

夏は、約束時間の15分前ぐらいに打ち水をしておくと涼しげで気分がいいもの。
あまり早すぎると、肝心の来客がある頃には乾いてしまうし、直前では濡れすぎていて、足元を汚す心配があります。

  • 玄関内は家族の靴を片づけ、スリッパがきれいかどうか、人数分あるかどうかなどを点検する。
  • 靴べらも忘れず用意しておく。
  • 玄関先に飾り棚があれば、季節の花などを生けておく。
  • 雨の日は傘立ても用意しておく。

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【居間・客間】

部屋の中で忘れやすい掃除のポイントは、床の間、飾り棚など。
飾り物、床の間の掛け軸などは季節に合ったものに替えておくようにします。

  • 約束の時間までには空気を入れ替える。
    エアコンのスイッチを早めに入れて、心地よい室温に整えておくようにします。
  • 座布団、クッションなども見た目に美しく揃えておく。
    来客に出す座布団は、カバーをかけるのは失礼とされています。
    カバーはあくまでも汚れ防止のためにかけるものだからです。
    縫い目がなく、輪になっている部分が前。
    中心に縫いつけてある糸の房があるほうを表に向けて置きます。
  • リビングのテーブルでお客様をおもてなしする場合。
    テーブルに花を飾るなら、相手の顔が見えるくらいに花丈を低くアレンジして飾ります。
    トゲのある花、香りの強すぎる花はどんな場合も避けてください。
    ただし、トゲを処理してあるバラなどは許されます。

【トイレ・洗面所】

  • 便器や洗面台の周辺や内側を念入りに掃除する
    水道の金具や鏡もきれいに磨きあげておきます。
  • 石けんが小さくなっていないかどうかも、チェックしておく。
  • トイレットペーパーは残りの分量が3分の1をきっていたら、新しいものと替えておく。
  • タオルは一回ごとに替えられるよう、ハンドタオルを数枚、小さくたたんだものをカゴなどに入れておく。
    清潔感があって気持ちよく使ってもらえます。
  • 足元のマットやトイレカバーは新しいものか、洗濯したてのものに替えます。

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【廊下・階段など】

  • 客間やトイレに案内するときに通るところはすべて、丁寧に掃除しておきます。

ときどきお客様を迎えないと家の中が汚れてしまうと笑い話になることもあるぐらいです。
この機会に、お客様の目で家中を総チェックしてみるのもいいかもしれません。

部屋のすみずみまで披露しなくてもよい

新築の家にお招きしたお客様には、家中をざっと案内することがあります。
あらかじめ、そうなる場合を考えて、家のすみずみまで、人に見られても恥ずかしくないように、こざっぱりと片づけておきましょう。

おもてなしの準備で散らかしている場合には、それを伝え、「キッチンは勘弁して」とか「今度、ご案内しますね」などといえばいいでしょ子ども部屋は、前もって子どもの了解をとったうえでなければ、案内するのは避けます。

以上、大切な人を自宅に招く際に心がけたい「お迎え前の作法」でした。

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