イカサマとは誤魔化すとか詐欺とか言う意味だけど、なぜイカ様?日本語の語源は面白い

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オレオレ詐欺に結婚詐欺、政治家の政務活動費の誤魔化し、偽ブランド品など、どうしてこうも人は騙されるのだろう、騙したいと思うのだろうと不思議です。このように人にわからないように何事も無く日常に溶け込みながら詐欺的な行為をする人を指して、こいつはイカサマをしている!と言ったものです。
でもよく考えてみるとなぜ「イカ」なんでしょうか?しかも「様」がついてるし、なぜ敬語?

実はこの「イカ」は海に棲息する烏賊(イカ)のことではありません。

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「如何ようにも」の「いか」の意味

飲食店や商店などで「ご予算により、如何(いか)ようにも応じられます」と書いてあるのを、よくみかけます。
店員が客に了承を得たいとき、選択を促すときには「如何しましょうか?」と尋ねてきます。
また、「とんだイカサマだ」とか「イカモノ食い」などという、「イカ」は「如何」のことで、本来は、どのように、如何ように、という意味であった。
「サマ」は様子や場面のこと。

『万葉集』には「いかさまに 思ほしめせか つれもなき真弓の岡に 宮柱太敷きいまし」とある。
どのように、という疑問の用法が後に転じて、なるほど、いかにもそのとおりといった意味に用いられるようになりました。

謡曲『井筒』の「在原業平に いかさま故ある御身やらん」は、その一例。
そこから、さらに如何にも左様と思わせる物、ということで、まやかしもの、いんちきの意味に転じました。

「イカサマ師」は詐欺師のこと。
相撲で、立ち会いの時、「待った」とみせて、すきを狙って先手をとることを、ぺてん立ち、「いかさま立ち」という。
イカサマ師を漢字で書くと「如何様師」となるが、インチキ、ペテンの意にふさわしくということで、この場合は片仮名で書くのが普通です。
ギャンブルにおける不正行為の場合は「いかさま賭博」といい、それを行う者を「ゴト師」という。

「イカモノ」は「イカサマ」と同じ意味で使うが、「イカモノ食い」となると、普通と違った妙な噌好、また、その人をいう。
多くは食物に関していうが、普通には相手にしない女と好んで通じることもそういう。

「イカサマ」と似たような意味を持つ日本語としては、インチキ、トリック、八百長、詐欺、まやかし、誤魔化し、などがあります。

以上、イカサマとは誤魔化すとか詐欺とか言う意味だけど、なぜイカ様?日本語の語源は面白いでした。

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