訪問時の作法(1)お伺いする前の常識

訪問の作法

社会人になると会社の上司や同僚、または取引先の方などのお宅に訪問する機会があるかもしれません。どんなに親しい間柄であっても、最低限の作法は意識して伺いたいものです。
そんなに堅苦しく考える必要は無いのですが、相手が気分を害することのないような振る舞いを心がけたいものです。

「近くまで来たから」は困ります。何かのついでに訪問するというのは、とても失礼なこと

ごあいさつやお礼に伺うとき、儀礼的な訪問はもちろんですが、たまには話がしたいというような親しい間柄でも、必ず前もって約束をしてから訪問しましょう。
1週間以上前ならメールでもいいと思いますが、直前になったときには電話か口頭で必ず伺う事を再度伝えた方が良いでしょう。

ちょっと近くまで来たからというのは、親兄弟ならいいのですが、それ以外は前もって連絡を入れておきましょう。
相手の立場を常に想像してみるとわかると思います。あなたも突然知人が訪問してきたら驚くと思います。
そして、家にいることが多いという人でも、それぞれ都合があるもの。部屋を片づけたり、メイクや着替えをする時間など、相手の事情も考え、少なくとも三十分前までには連絡するようにしましょう。

このとき、「メールを入れておきました」ではいけません。ちゃんと相手としっかり連絡がつき、相手の了承を得て、初めて訪問ができるのです。

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食事時は避けて訪問するのが気づかい

訪問先の相手から「ぜひ、お食事をご一緒に」といわれたとき以外は、食事時は避けること。相手のお宅におじゃましている時間帯が午前なら10〜12時。午後は1時半〜4時ぐらいまでの間になるように設定しましょう。

お宅訪問に不向きな服装

個人のお宅を訪問する場合は、どんな部屋に通されるかをあらかじめ想定して、着ていくものを選びます。

和室に通される場合は、座りやすく、清潔感のあるデザインの服にすると、姿が上品で印象がいいものです。

女性の場合は、体の線があらわになるようなキッめのパンツルックやスカートは、洋室に通される場合も控えます。透けるもの、露出の多いものなど、対座している人が目のやりどころに困ってしまうような服装は、いくら流行でも避けましょう。

女性の場合は、場にそぐわないメイクはしない

訪問先にもよりますが、一般的に、メイクは控えめのほうが好印象です。

個人のお宅の場合は、比較的近い距離で顔を合わせて話をすることが多いので、ふだん以上に強く目に入りやすいことを計算に入れ、できるだけナチュラルメイクを心がけましょう。

手や指先は意外と目立ちます

男女を問わず部屋指先にはっと注意しましょう。指先がささくれていたり爪が伸びていたりというようなことがないように日ごろから手入れをしておきましょう。
意外と人はそういうところを目にしているものです。また声に出して入ってくれない部分なので自分で気がつくしかありません。

女性の場合はネイルのおしゃれが流行っていますが、キラキラ光るラメ入りやネィルァートは、パーティーなど華やかな席でこそ映えるものです。寛いだ部屋や集まりには、やはりソフトな色彩のものが、なじみます。

日頃、家事などで手が荒れぎみな人は、訪問前にハンドクリームをすりこんでおくと、なめらかな手を保て、品のよい印象を残します。夏場ならヒジにもクリームや乳液をすりこみ、整えておくようにしましょう。

訪問するときに車で行くのか、公共の交通機関を使っていくのか

すぐに行けると思ったら思いのほか時間がかかってしまった。
以前行ったことがあるから安心していたら、周りの様相が変わっていて道に迷ってしまった。

そんなことがないように初めて訪ねるお宅の場合は、できれば前日までに、最寄り駅からの道順や、近くの目安になる建物やお店などを教えてもらうようにします。こうすれば、思いがけず時間をとられ、遅刻してしまうという失敗を防げます。

車で行きたい場合は、事前にそのことを伝え、どこに駐車したらいいのかも聞いておきます。マンションによっては、訪問客用の駐車スペースが決められており、あらかじめ管理者に届け出ておかなければいけないシステムのところもあります。

駐車スペースがないという場合は、近くの駐車場を聞いておくといいでしょう。無断路上駐車は、先方はもちろん、近隣の人の迷惑にもなります。

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